わが友ホロゴン・わが夢タンバール

365.02 ホロゴン外傳89「2012年8月4日スピードパンクロは日本橋に勇み立ち」2 戦慄すべき内容



アニー・ジョイコブソン「エリア51」(太田出版)を読み終わりました。

読みやすい翻訳ですが、
中身が中身だけに、意味がわからない部分がかなりありました。
それを抜きにしても、分かるところだけでも、
たしかに戦慄すべき内容。

まず、その1は、原爆実験。

米政府は、文字通り何千発という原爆実験を、
ネバタ砂漠の地表、地下で果てしなく反復したのです。
ときには、原子雲がロサンゼルスを通過することがあったそうです。
どれだけ汚染されたでしょう?
ネバタ砂漠で西部劇をロケした俳優たちが、
スティーブ・マッキーンをはじめとして陸続として若死にしたことは有名です。
要するに、政府は国民に危険性を公表していなかった。

その2は宇宙戦争。

米軍の無人小型飛行機が国境を越えて自由に侵入し、
アルカイダの要人の潜伏場所に接近してミサイルで一撃にしとめてしまう。
そんな形で2008年にはパキスタンに36回の作戦が実行され、
268人のアルカイダ、タリバーンが暗殺されたそうです。
これを可能にするのはすべて偵察衛星。
今や、無人兵器が戦闘を仕切る時代になりつつあります。

偵察機や爆撃機が完全にステルス化されて、レーダーで捕捉できない。
こうなると、とにかく攻撃に着手される前に手を打つ必要があります。
戦争が勃発した瞬間に、
敵国の戦闘用衛星を打ち落とすことが必須となります。

中国政府が自国の人工衛星をミサイルで撃墜しました。
これは、アメリカのこのような脅威に対する示威行為だったのです。
すかさず、米政府も同じことをしました。

そして、現代は、コンピューターを制するものが、世界を制する時代。
各国政府の主要コンピューターをハッキングする謎のハッカーが存在しますが、
中国政府も、そしておそらく米政府も秘密機関に天才ハッカーたちを集めて、
ハッキングとその防衛戦争を今繰り広げています。

ペンタコンの防衛システムにかけられたハッカー攻撃で、
システムは仮想敵国からのミサイル攻撃の開始と誤断させられて、
デフコン1、大陸間ミサイルの発射寸前まで行って、
手動でコンピューターを切ることでようやく防止できたという事件があったそうです。

日本はそのようなハッキング防衛機関をもっているのでしょうか?
たとえば、中国との間で戦争が勃発したら、
戦力的には自衛隊の方がやや優勢なのだそうですが、
中央の管理システムがあっと言う間に乗っ取られて、
盲目同然の戦いを強いられ、気が付いたら全滅という危険があるようです。

要するに、私たちの知らないところで、予備戦争が続いているのです。

その3は、有名な1967年のロズウェル事件の顛末。
これは次回に。




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by Hologon158 | 2012-08-10 21:36 | ホロゴン外傳 | Comments(0)