396.08 ホロゴンデイ96「2011年10月10日 一年前ホロゴンウルトラワイドが神戸に出動」8 これは苦しい
昨日の続き。
駅までのバスに大和路の写真コンクールの募集パンフレットがありました。
2011年、12年のグランプリ作品が掲載されていましたが、
驚いたというより、あきれました。
なんというけばけばしい色彩。
十年一日のごとき、平凡な蓮景色や撮影会写真。
実物はもっとよいのだけど、
パンフレットのデザイナーに責任があると、考えたいですね。
そうでないと、審査させられる人たちがかわいそうです。
私が訪問しているブロガーには、風景を撮る方が少ないのですが、
たとえば、新潟のnontanさんやYoshiさんにしても、
とても品位の高い風景写真です。
なぜそんなに違うか?
もともと写真家としての格の違いもありますが、
銀塩を併用しておいでになるだけに、
デジタル写真も銀塩の品格に劣らない質を達成しておいでになるのです。
銀塩のしっとりとして芸術性豊かな描写を知らないで、
デジタルから写真を始めた方には、対照すべきリファレンスがない。
これは苦しいですね。
もっと写真美術館やギャラリーで、
最高の銀塩写真のコレクションをごらんになるべきではないでしょうか?
デジタルにはデジタルの世界がある、などと気取ってみても、
ただカメラに撮ってもらっているだけという私クラスの人間は
結局「井の中の蛙」になってしまうだけですね。
by Hologon158
| 2012-11-11 11:13
| ホロゴンデイ
|
Comments(0)