396.15 ホロゴンデイ96「2011年10月10日 一年前ホロゴンウルトラワイドが神戸に出動」15 80%の力
今楽しんでいる韓流ドラマは、「ファッション70's」
朝鮮戦争のさなかにそれぞれ父母に生き別れた2人の女性が、
奇しくも同じファッションスクールで婦人服のデザイナーを目指します。
先生は、韓国一のデザイナーの女性。
その先生は2人の才能を見抜いて、
後継者にしたいと期待しています。
助手が、2人が寄宿舎も同室で、仲が良いことを喜ぶと、
先生はこう言います、
「私は2人が憎み合い、傷つけ合ってほしい。
仲の良い2人が刺激しあっても、80%の力しか引き出せない。
2人が憎み合い、傷つけ合ったら、200%の力を引き出せる」
私の学生時代の親友は、机の前に標語を貼って励みとしました。
それも、「忘れるな!」「負けてたまるか!」
私は、競争の嫌いな人間で、
そんな負の感情はさらりと速やかに流し去ってしまう質でした。
人と競うスポーツ、趣味は一切避けてきました。
たとえば、テニス、卓球、ゴルフ等、勝負するスポーツのすべて。
パチンコ、麻雀と行った賭事は生涯完全シャットアウト。
チェス、碁、将棋ももちろんしません。
一人ですることだけを楽しんできました。
なにもそこまで潔癖にしなくてもいいじゃないか?
お付き合い、なんだから。
そうおっしゃる方も多いでしょう。
人にいやな思いをさせるのもいやということもありますが、
第1に、人に負けるのがいやなのです。
悔しさで、倍増しにがんばる、そんなことがいやなのです。
やりたいから、がんばりたい。
楽しいから、がんばりたい。
仮に憎み合い、傷つけ合って、200%の力を出せるとしても、
そんなことはやりたくない。
写真もコンテストだ、ランクづけだというのはまっぴらご免。
そんな人間だから、ブログも、人知れずひっそりと楽しみたい。
幸い、この望みは努力を必要としませんでした。
私の写真は、以前からそうでしたが、
人に感銘を与えるということがまるでない。
幸運でした。
おそらく文章も、まともに読む人などほとんど居ないでしょう。
他人の夢想に付き合っていられる時代じゃありませんからね。
おかげで、このブログは私一人の「島」であり続けてくれます。
昔、指宿のジャングル温泉の記事を読んだことがあります。
鬱蒼と緑繁るジャングルのそこかしこに温泉があるのだそうです。
筆者の男性、そろそろ出ようと思って出口を探したのですが、
あんまり大きいので、見つからない。
タオルをもって彷徨っている内に、人と出会います。
すれ違って10分もしたころでしょうか?
また、同じ人が向こうからやってきたのです。
なんのことはない、その人も出口を探していた!
それほどに大きいというコマーシャルの文章かも?
私は自分のブログをそんなジャングル温泉にしたい。
でも、途中で人と行き会うのはいやですね。
たった一人で楽しみたい。
そんな楽しみから、80%でもよい、
生きるエネルギーを奮い起こしたい。
そんな気持があるので、ことあるごとに、
来ないでください、読まないでくださいと繰り返しています。
私は本気なのです。
by Hologon158
| 2012-11-12 18:39
| ホロゴンデイ
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