わが友ホロゴン・わが夢タンバール

415.20 ホロゴンデイ100「2006年6月27日 十三こそわが町と、ホロゴン高らかに宣言し」20 春到清江



昨日は付虹先生のレッスンでした。

「春到清江」という曲を練習しています。
この文字でYouTubeで検索されると、何曲も見つかります。
細面の青年がうっすらと絵が描かれた壁をバックに、
揚琴を弾いているビデオがあります。
冒頭に登場してひとしきり講師が黄河先生。
中国きっての揚琴の大家です。
受講生はおそらく中央音楽院中等部の俊秀。

私には完璧に見える演奏なのですが、
付虹先生がさまざまに解説していただきます。
左手の高音の旋律部が弱くて、
右手の伴奏部分が強すぎることに始まって、
あれこれと改良点を指摘していただきました。
私には見えないものが見え、聞こえないものが聞こえているのです。

私の第一部の練習成果は、そんな先生の前では、
もうそれこそメッタメタ、ボロボロになってしまいました。
改良しないで済む部分がないほど。
振り出しに戻ることにしましょう。

結局、出発点は手首のなめらかな回転にあります。
早いパッセージになると、どうしても腕全体で弾いてしまう。
すると、ピアニッシモが出ない。
落ち着きがないので、音楽になっていない。

出だしからせわしい感じなのは、
手をやさしく舞うように高く上げることで、
その時間を計ることができます。
つまり、手首に劣らず、問題なのは正しいテンポ。

手を高く舞わせることにはもう一つの利点があります。
弦を打った後、スティックをそっと上に持ち上げて行くと、
音が長く響くのです。
あらゆることが音楽的でなければならない、というわけです。

付虹先生の演奏はそれこそ天女の舞いを見るように優美です。
男性はそんな動きができません。
でも、男性は男性らしくスティックを音楽的に動かす技を
身につけなければならないようです。

ああ、難しい。




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by Hologon158 | 2013-02-12 18:29 | ホロゴンデイ | Comments(0)