431.01 ホロゴン外傳109「2013年4月13日 ビオゴンが京北野天満宮界隈を楽しんだ」1 ビオゴンで行こう
本来なら、ここでホロゴンデイシリーズに戻ることになりますが、
チェックしたいレンズがあります。
ビオゴン21mmF4.5
ツァイスのレンジファインダー時代の花形レンズだった、
かどうかは知りませんが、とにかく名声の高い超広角レンズ。
でも、ライカの花形スーパーアンギュロン21mmf3.4にはかないません。
スーパーアンギュロン21mmf3.4をメインに作家活動をした写真家なら、
幾人も居ます。
でも、ビオゴン21mmF4.5をメインにした作家を私は知りません。
結局、勝負はカメラ本体でついた感じがします。
ライカM3にスーパーアンギュロンを付けると、
外観も使い勝手も、もう文句なし。
でも、ビオゴン21mmF4.5をレンジファインダーコンタックスに付けても、
外観は野暮ったい、使い勝手は今一、しかも壊れやすい。
プロがメインに使えるセットではなかったようです。
でも、ライカⅡfにビオゴンを付けたセットをある日見つけました。
これぞ完璧。
約20年前のことです。
苦労して、この両方を順番に買いそろえました。
まさにカリスマ的描写でした。
でも、ポジで使うビオゴンはちょっと凄すぎました。
その上、ホロゴンウルトラワイドが私の心を奪ってしまいました。
かくして、時折思い出したように使うほかは、お蔵入り。
このビオゴンが、2つの条件が揃って、デジタル時代に甦りました。
1 ホロゴン15mmF8がデジタルで使えない。
2 ビオゴンがライカM9で使える。
周辺の色が崩れることはスーパーアンギュロンと同じ。
しかし、私の写真は、周辺無視の日の丸構図です。
周囲が崩れようが暴れようが、まるで気になりません。
かくして4月13日、華々しく再デビューを果たしたわけです。
その撮れたての生きの良いところをごらん頂きましょう。
180枚ばかり用意しました。
写真家の皆さんは、目的地に着いたとき、
おもむろにカメラを取り出します。
私は素人ですから、なんでも撮りたい。
だから、私の撮影は、家を出たら始まります。
バス、タクシー、電車の中でも撮ります。
これも素人写真の証拠ですね。
今回は、大和西大寺駅に近づく電車内から始まります。
by Hologon158
| 2013-04-23 13:58
| ホロゴン外傳
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