わが友ホロゴン・わが夢タンバール

433.03 ホロゴン外傳110「2013年4月13日ゾンネタールソフトも天満宮界隈を楽しんだ」3 憧れるから


随分昔になります。

    写真クラブで花の季節に撮影会を行いました。
    現地について、いざ、撮影、という段になって、
    メンバーの中には講師にこんな風に質問する方がいました。

        「先生、なにを撮ったら、いいんですか?」

はっきり言わせていただきますと、
こんな方は写真などしないのがよろしい。

もちろんこんな初心者の方も続ける間に、
あれこれとそこそこの写真を撮るようになります。
でも、それは先輩から教えられたスポット、
教えられた撮り方かも知れません。
写真雑誌などで、先輩の撮り方を学んで、
後追いをしているだけかも知れません。
私がもしそうだったら、さっさと写真をやめたでしょう。

幸い私は写真を始めてからこの方、
被写体に困ることはありませんでした。
これは、写真の才能とはまったく別ものです。
人を驚嘆させ、絶句させるような写真など無縁。

    要するに、写真が好き、撮るのが好き人間。
    心の底から写真を撮りたいという欲求が常に湧いてきました。
    今も湧き続けています。

あなたはどうですか?

    自宅では、カメラなど見向きをしないのではありませんか?
    私はたえずカメラを触っています。
    たえずカメラと写真のことを考えています。

ある人は、たえずどう撮るのか、考えつづけているのだそうです。
写真とは作るもの、そう信じている人でした。

    私は違います。
    どう撮るか、どんな写真を撮るか、などちらりとも頭をかすめない。
    写真は出会い、出会い頭の正面衝突、
    そう信じている人間だからです。

そのためには、全生活でその準備をしておかなければなりません。
片手間で写真を撮るのであれば、写真なんか、やめた方がいい。

    「ただ憧れを知るもののみ」が、出会えます。
    出会うから、憧れるのではありません。
    憧れるから、出会うのです。




433.03 ホロゴン外傳110「2013年4月13日ゾンネタールソフトも天満宮界隈を楽しんだ」3 憧れるから_c0168172_10431596.jpg
433.03 ホロゴン外傳110「2013年4月13日ゾンネタールソフトも天満宮界隈を楽しんだ」3 憧れるから_c0168172_1043754.jpg
433.03 ホロゴン外傳110「2013年4月13日ゾンネタールソフトも天満宮界隈を楽しんだ」3 憧れるから_c0168172_10433131.jpg
433.03 ホロゴン外傳110「2013年4月13日ゾンネタールソフトも天満宮界隈を楽しんだ」3 憧れるから_c0168172_10424890.jpg
433.03 ホロゴン外傳110「2013年4月13日ゾンネタールソフトも天満宮界隈を楽しんだ」3 憧れるから_c0168172_10423589.jpg
433.03 ホロゴン外傳110「2013年4月13日ゾンネタールソフトも天満宮界隈を楽しんだ」3 憧れるから_c0168172_10422466.jpg
433.03 ホロゴン外傳110「2013年4月13日ゾンネタールソフトも天満宮界隈を楽しんだ」3 憧れるから_c0168172_10421815.jpg
433.03 ホロゴン外傳110「2013年4月13日ゾンネタールソフトも天満宮界隈を楽しんだ」3 憧れるから_c0168172_10421567.jpg

by Hologon158 | 2013-05-04 10:45 | ホロゴン外傳 | Comments(0)