わが友ホロゴン・わが夢タンバール

451.22 ホロゴン外傳116 「2013年7月13日 パンタッカーが滋賀の都をうろついた」22 どうも分からない



私のブログに人が来ない理由の一つに、
私が韓国や中国のことを始終書いていることもあるかもしれません。
5年間、日欧の映画もドラマもテレビもなにもかも捨てて、
韓流ドラマしか観ないということも、
火に油を注ぐような効果をあげているかもしれません。

近頃、日中関係、日韓関係の雲行きがすごぶる怪しくなって、
日本人も、韓国、中国への憎悪をむき出しにしたり、
戦争も辞さないと好戦的な記事が至るところに溢れていますが、
まったくびくともしませんね。
韓国人も中国人もインターネットで伝えられるほど、
満場一致で反日にもえあがっているわけではないことを知っているからです。

新聞、テレビ、インターネットの記事を呼んで、
自分ではいかなる体験、情報もないのに、反韓、反中に燃え上がれる人って、
かなりナイーブですね。

一体、なにを、誰を対象に、反感をもっておられるのでしょうね?

    特定の人?
    そこから、一気に反韓、反中に燃え上がれるでしょうか?

    特定の政策?
    それなら、反韓、反中に燃え上がれるでしょうか?

    それとも、韓国人、中国人全体?
    日本人にもさまざまな人が居ますね。
    それなのに、韓国人、中国人は例外なしにいやな人間なのでしょうか?

私の場合、ブログで平気でこんなことを書いているのは、
誰も読まないとわかっているからです。
要するに「王様の耳はロバの耳」の穴でしかないからですが、
こうしたマスコミ上の日韓関係などどうとなろうとも、
韓流ドラマを毎日毎夜観ることはやめられませんね。

    ここには、私の子供の頃の日本があるからです。
    男女関係はいきなりベッドインなんていたしません。
    そもそもベッドインのシーンなど、99%のドラマでは起こりません。

        じっと見つめ合う、
        手を添える、
        手を握る、
        そっと抱擁する、
        そして、16編、20編の連続シリーズのクライマックスとして、
        そっと接吻する!

外形的な進展は原節子主演の映画風にとても前時代的なのですが、
とても押さえた、とても熱情的な演技が
怒濤のような内心の奔流を描き出してくれます。
だから、ダイナミックな人生にじかに立ち会っている感じ。
要するに、長ければ長いほどいい、という感じ。

韓国語は汚いと思っている人が多いようですが、
日本語も例外ではありませんが、
どんな国の言葉も美しく語れば美しく、
すさんでまくし立てれば汚いものです。
当たり前じゃないですか?

しかも、主人公たちは、徳性を高める行為に努めます。
愛や正義や真実を真摯に追求するのです。
すでに数知れぬドラマを楽しみましたが、
その印象は変わりません。

    日本人も同様ですが、韓国人もそうではない人が一杯いるでしょう。
    でも、そのようなドラマを常に制作し続けているのは、
    愛や正義や真実を貫こうとする人間たちを観たいと、
    大衆が望んでいるからではないでしょうか?

そのような国を軽蔑したり、憎んだりする理由がなにか存在するでしょうか?

領土問題が発生するまで、日中、日韓関係は良好、
もしくは、少なくとも平穏だったのです。
どの国の国民のけっして戦争を望んでいません。
共倒れになることは分かり切っているからです。
各国の経済事情は戦争する余裕など許さないのです。
とりわけ日本の平和、安全、経済は、三国の信頼関係、
アジアの平和にかかっています。

それなのに、領土問題が起こった途端に、手の平を返したように、
相手を否定しあうなんて、ちょっと軽薄すぎませんか?

    現在、日韓、日中間に起こっている軋轢は、
    日中韓の各国の国民の間の衝突ではありません。
    三国政策実現者たちが政策を強化しようとして、
    それぞれに国民の世論を煽っていると考えるのが正しいのでは?

    自民党は盛んに煽っています、
        戦争は近い、日本の平和は日本人自身が守ろう。
    その裏に軍需産業の策動を感じませんか?
    日本政府がどんなに軍備を増強しようとしても、
    もちろん平和憲法の枷があるうえ、
    なんとか平和憲法を無視して、この枷を振り払ったとしても、
    中国と対等に軍事対立できるほどの軍備を整えるためには、
    膨大な予算と膨大な人的資源、そして膨大な準備期間が必要です。    

    そんな余裕が日本にはとてもありません。
    でも、日本政府が遮二無二本気で戦争する構えを見せたら、
    中国は、待ってくれません、
    瞬く間に先制攻撃に踏み切るでしょう。
    
    時々書いていることですが、
    中国軍が日本近海から稼働中の原発数カ所、
    東京都、新幹線、何か所かの軍事的拠点をミサイル攻撃したら、
    空中で阻止することは現時点のどこの国の戦力でも不可能。
    あっと言う間に、日本の中枢が瓦解し、経済は壊滅してしまいます。
    ところが、中国の軍事的拠点は、広大な本土に散開し、
    かつ正確な場所も秘密化されていますから、
    日本軍は反撃のしようがありません。
    要するに、瞬時にして、日本は反撃能力を失ってしまいます。

しかも、致命的なことは、
もし日本が中国と本気で事を構えたら、
アメリカは即座に日米同盟から手を退いてしまうでしょう。

    中国は、アメリカにとって、日本より重要な親交国であり、
    かつアメリカと並ぶ経済大国なのであり、
    かつアメリカが絶対に戦うつもりのない超大国なのですから。
    和平工作に専念し、駐日米軍は動かないでしょう。

ですから、自民党の政策は実現不可能かつ危険極まりない、
架空の物語りと言わざるを得ません。
ちょっと考えたら、
そんなこと、分かり切ったことなのですけどねえ。

    日本のとるべき道はただ一つ、
    国際間の平和を主眼とする外交政策を辛抱強く進めること、
    これしかありません。




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by Hologon158 | 2013-07-24 20:00 | ホロゴン外傳 | Comments(0)