わが友ホロゴン・わが夢タンバール

455.11 ホロゴン外傳117「2013年7月20日大阪平野でゾンネタールを再認識した」11 ロボグラフィ知覚



土曜日の報告はまだ2回続きます。

午後2時40分出発してたった30分間撮影しただけで、すでに汗だく。
この夏撮影に出てこれだけの汗をかいたのは初めて。
午後3時10分、十三駅前のいきつけの喫茶店に入り、コーラを注文しました。

妻と子供たち(猫ですが)が待っています。
熱中症にならないためにも、これ位で切り上げましょう。

収穫は、

    ホロゴン4本、合計144枚。
    ライカM9、333枚。
    総数477枚、銀塩フィルム換算約13.25本。

この半時間路地から路地へとさまよい歩いたのですが、
おかしなことがあります。

    私は基本的に方向音痴なので、
    もうどちら向いて歩いているのか、
    どの方向に向かうのか、わからないのに、
    その路地という路地が全部、私がいつも撮っている路地だった!

体が覚えているのでしょうか?
それとも、私にロボグラフィ知覚なるものがあるのでしょうか?
(略して、ロボ知覚)

    もちろん正解は後者ですね(我田引水的問題解決法)。

こうしてスピードパンクロ35mmF2を使ってみて、
いつも感じることは、

    スピードパンクロ35mmF2も同種の描写なんだろうか?
    そうだとすれば、
    パンタッカーやゾンネタールに匹敵する魔術的レンズなんじゃないだろうか?

もちろんスピードパンクロ35mmF2があれば十分と考えるべきでしょう。

    中心部は精緻な解像力があって、ものをしっかりと描き出し、
    周辺部は幽玄な暗部を演出してくれて、
    しかも、ときに絞り込んでいても、中心部にうつくしいフレアがまとわりつきます。

戦前の偉大な女優たちのために生まれたレンズかも知れません。
コントロールはできません。
すべて、レンズと光のプレゼント。

    ドキュメンタリの作家には、耐えがたいじゃじゃ馬でしょうから、
    正確な表現力を実現してくれるライカレンズがよいでしょう。

    でも、ただ自分のために写真を撮って、
    超越的な境地をそこに見いだしたい素人には、
    スピードパンクロやパンタッカーのようなメタモルレンズがふさわしいようです。

汗が少しひいたようです。
午後3時半、ちょっと早めですが、帰途につきましょう。




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by Hologon158 | 2013-08-12 14:39 | ホロゴン外傳 | Comments(0)