474.09 ホロゴンデイ110「2013年2月9日大阪駒林商店街でホロゴンが歌い」9 偽装表示の世紀
近ごろ、高級ホテル、百貨店等で食品偽装をしてきたことが
続々と明らかになっています。
そうだろうと思っていたことがこれほどまでに大々的に行われていたとは、
もう食品の産地等の表示がまったく信用できない時代になってしまいました。
政治家たちが国民のためと偽装して、ほしいままに利益を貪ることもそうです。
電力会社が、原発こそ、完全な多重安全対策が施されて、
絶対安全絶対クリーン、かつもっとも安価と豪語して保証してきたもそう。
安全対策などあってなきが如し、
通常運転中でさえ、うかつに接近することができないということで、
絶対不安全、絶対ダーティーそのもの、
そのうえ、コストに廃炉コストがまったく加算されていなかったので、
実はもっと高価であることをひた隠しにしてきたのですから。
どれもこれも国民をバカにしきった恐るべき偽装表示である点で、
完全に同一超低水準レベルの国家であることがますます明らかに。
もう嫌になりますね。
これと同じくらい嫌になることが写真世界でも起こっています。
次の2つの記事をご覧になってください。
① フォトショップでの修正過程を全部お見せします【動画】
(http://www.huffingtonpost.jp/2013/11/01/
photoshop-body-evolution_n_4187649.html?ref=comtop_rnavi)
② 可愛すぎてヤバい韓国美少女、
テレビ出演でPhotoShopが使えず本当にヤバい結果にwww【台湾の反応】
(http://kaola.jp/2013/02/21/7582/)
前者ははるか以前から明らかだったことです。
十年近く前でしょうか、
イギリスの映画スター、ケイト・ウィンスレットが
たしかファッション関係だったと思いますが、
そのすらりとのびやかな天女のような写真を見て、言ったそうです、
「これは私じゃないわ」
今でこそかなり細面の成熟した美女となっていますが、
映画「いつか晴れた日に」の当時はふくよかそのもの、
はっきり言いますと、ずんぐりと小太りだったのですから。
それにしても、①を見ていますと、あきれてしまいます。
オリジナルのやや普通の、肌もそばかすだらけの女性が、
完璧なプロポーションの理想の美女に見る見る変身していきます。
ただし、ここで「理想」と言ったのは万人向けの通り文句。
私は、変身後の超美女なんて、気持ち悪くって近づきたくもありません。
問題はそんなことではなくて、
②をご覧頂ければますます明らかなのですが、
写真は今や完全に「写偽」に成り変わってしまい、
その結果、どんな写真もキャンディットなオリジナルと信ずることは
できない時代になったしまったことなのです。
今後、訴訟でも、写真の証拠価値は猛烈に低いものとされるでしょう。
現場写真だ、事件の目撃写真だなどと言っても、
偽造の痕跡のない、見事なウソの写真を用意することができるのですから。
ついでに言いますと、録音さえもまったく同様の偽造が可能です。
さらには、どうやら整形手術が全世界でますます繁栄しているようです。
韓国の整形手術がよく問題とされていますが、
なんのことはない、日本の方が手術数は勝っていて、
アメリカが世界一、日本が世界6位、韓国が世界7位なんだそうです。
道理で、近ごろ、日本の女優さんたちも、
遺伝子がどうかなったんじゃないかと思うぐらいに、
面長で眉目秀麗で完璧なまでに美貌。
私にはそんな顔、とても好きになれませんね。
原節子さんや吉永小百合さんのようなオリジナルの美女は
どれ位居るのでしょうか?
以上書きましたすべてが、人を、ユーザーを騙すことが目的なのです。
「見かけを絶対に信じてはならない」時代に突入してしまったようです。
後世、21世紀は「偽装表示の世紀」と呼ばれるでしょう。
by Hologon158
| 2013-11-07 11:55
| ホロゴンデイ
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