490.18 ホロゴン外傳128「2014年1月5日 大阪文の里商店街はプラナーで初筆を」18 カメラの帰還
1月12日を極上の日としてくれた最後の出来事、
オーバーホールをお願いしていたカメラが帰還しました!
東京浅草のハヤタラボ。
仕上がりが月末予定だったので、超特急でしていただいた感じ。
写真史上最初の距離計ファインダー付きの6×4.5判カメラ、
ローランドⅠ型
格安の中古並品を手に入れたのですが、2つ問題がありました。
①沈胴式レンズが沈胴できなくなりました。
②ファインダーの距離あわせのミラーがとても見にくく、
近接の距離あわせがほとんど不可能。
①は、部品が壊れて、障害となっていたそうで、
帰宅したローランドはとてもスムーズに沈胴動作ができるようになりました。
②のファインダーはもう完全に新品同様に、美しく清掃され、
距離計部分も完璧に調整されて、
実にスムーズに距離あわせができるカメラに生まれ変わって帰宅しました。
このカメラ、レンズを本体に収納すると、実にコンパクトになる優れもの。
カメラデザインは最高クラス。
とはいえ、レンズが目玉です。
天才パウル・ルドルフ設計にかかる、
クラインビルト・プラズマート75mmF2.7
なんと語感のよい、高級感あふれる名前でしょう!
しかも、その写りときたら、もう極上そのもの。
しっとりと心に沁み居るような上品な画像。
なんでもレンズ機構の一部を成すリングが一つ欠けていたそうで、
その状態ではピントがずれてしまう状態だったそうです。
このリングを復元していただき、
完全に距離計がただしく使えるようにしていただいたそうで、
要するに、完璧に稼働する完全なカメラになって帰宅しました。
昨日さっそくフィルム3本をもって外出。
感激の試写をすることにしました。
その詳細はまた後で。
by Hologon158
| 2014-01-14 16:02
| ホロゴン外傳
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