わが友ホロゴン・わが夢タンバール

510.05 ホロゴンデイ118「2014年3月22日 ホロゴンが祇園四条を舞妓さんと?」5 写真は現地



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前回、私が一般意味論のことを思い出したのは、
実は、写真との関連においてでした。

    「地図は現地ではない」のですから、
    当然ながら、「写真も現地ではない」

でも、写真はこれを逆手にとって、こう見せかけてきました、

    「写真は現地である」

たしかにそう思うのは無理がなかったのです。
ところが、近ごろ、状態は劇的に変化しました

    デジタル画像がスーパーリアリティの域に達してしまい、
    そのうえ、フォトショップのような画像処理ソフトが、
    現実に合わせるのではなく、制作者の意図に合わせて、
    写真データをどのようにでも修正できるようになってしまいました。

今、私たちは、写真を見るとき、
「写真は絶対に現地ではない」と自分に言いきかせる必要があります。

    でも、じゃ、現地はどうなのだ?
    そんな現地などこの世にない可能性だってあるのです。
    カメラそのものがすでにフィクションを用意してくれているからです。

近ごろのフランス料理がそうですね。

    本場フランスではどうなのか、知りませんが、
    日本のフランス料理店が競って出すお料理は、
    自然素材を使って、新鮮な味わいを出す方向にあるようです。
    でも、だからと言って、料理が自然かと言うと、
    絶対にそうではないようで、
    ますます手の込んだ調理が作り出す味わいはそれぞれに未知の領域に。
    
写真もフランス料理と同様に、
「写幻」の世界に移行してしまったと言うべきかもしれません。

こうなると、写真との付き合い方も変質することになりそうです。

    写真にはアートと記録、2つのファクターがあると言われてきました。
    でも、どうやら次第に記録ファクターは存在感を失いつつあるようです。
    たとえば、エッチングによる画像を創作する人は、
    自分がリアリティのある記録を主眼に置いているとは、
    夢にも思わないでしょう。

    カメラ、レンズは記録の道具であるとされてきた歴史が、
    撮影者に一つの幻想を与えています。
    でも、写し出された超現実は現実ではありません。

99%の撮影者は、私の意見に賛成しないでしょう。

    だって、見たままに撮れてるじゃないか?
    私は1%の少数意見でも別に構いませんね。
    そうじゃないことを知っているからです。
by hologon158 | 2014-03-31 10:56 | ホロゴンデイ | Comments(0)