512.04 ホロゴン外傳134「2014年4月12日 ゾンネタールSoftが御所から寺町へ」4 脱力を学ぶ
私の揚琴師匠付虹先生のお子さん、
ココちゃんの習い始め2か月での演奏に、
衝撃を受けたことを書きました。
あんまり美しい音の響きが不思議で、何度も見ている内に、
はっと気づきました。
ココちゃんは弦をスティックで叩こうとしていない。
自然に下りて行って、ポンと当たる、
当たったら、すっと上がっていく、そんな感じ。
私はどうしても叩こう叩こうとしてしまいます。
その結果が音の違いになって現れている感じ。
ポンとバンの違い。
付虹先生からは口を酸っぱくして、
けっして力を入れてはならないと教えられ、
付虹先生の水が流れるような演奏にもう何十回と接しているのに、
あまりにも自然なので、演奏に聞きほれるあまり、
そんなところに頭が回らず、目も止まらない。
YouTubeで子供たちの演奏をどっさり見ることができます。
2歳のヴァイオリニストまでいます。
みんなまったく屈託がなく、
ごく当たり前のように、力まず弾いています。
どうやらココちゃんの演奏を見ることで、
脱力の仕方を学ぶことができそうです。
ココちゃんの成長を確かめながら、
自分も成長させていただく、
こんな風に一石二鳥になればよいのですが。
by Hologon158
| 2014-04-17 22:19
| ホロゴン外傳
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