わが友ホロゴン・わが夢タンバール

522.04 ホロゴン外傳138「2014年5月10日 ペラール24mmF4は春日野を巡歴して」4 幸せをかみしめながら



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昨日の劉継虹先生の二胡レッスンの続き。

次に教えていただいたのは呼吸法。

    二胡を弾くときの呼吸法には3つあるのだそうです。
        臍下丹田
        胸
        のど
    音楽の動きに応じて、この3つの呼吸法を随時使います。

弓を引くとき、吹い、弓を押すとき、吐くのが原則ですが、
ずっとそうするのではなく、4つのバリエーションを随時使います。

    連続
    前半だけ
    後半だけ
    中間だけ

さらには、音律も二胡に重要な意味を持つのだそうです。

音律には3種あります。

    平均律(ピアノ)
    純律(ヴァイオリン、ビオラなどの弦楽器)
    三分損一律(中国などの民族音楽)

二胡はフレットがないので、この3つの音律を自由に使いこなすのだそうです。

    ここまで来ると、音楽家の世界。
    自由に楽々と弾いているように見えて、
    深い知識に裏付けられた演奏家の演奏は奥底で根本的に違っているのでしょう。

グーグルの検索記事で知ったのですが、

    日本在住のある二胡演奏家の教室では、
    最初の2、3年、開放弦の長音だけずっと練習させられるのだそうです。
    これはこれで効果的なのでしょうけど、
    そんな先生につかなくて良かった!

劉継虹先生のすごさは、

    教えることすべてをちゃんと言葉で説明され、
    目の前で実地に手本を見せていただけること。

どうやら二胡を演奏するためには、
心も体も完全に屈託がなく自由になっている必要がありそうです。

    要するに、人生の達人が二胡の達人になれる!

考えてみますと、人生のすべての局面で同じことが言えそうです。

    演奏家、芸術家に変人が多いと言われますが、
    これは結局、アーチストは、あらゆるしがらみにがんじがらめに捉えられて、
    四方八方に遠慮しながら、窮屈な生活を送る通常人とは違い、
    あらゆるしがらみから解き放たれて、自由に生きる人間だから、
    通常人には変わって見えるだけかも知れませんね。

めくるめく興奮と発見に満ちた1時間でした。

    劉継虹先生はその間一瞬もたゆまず、笑顔のまま、
    エネルギー一杯にレッスンを進められました。
    心も体も顔もまさに百面相のようなめくるめく動き。

    教えることが好きで好きでたまらず、
    教えることがこんこんと溢れ出してくる感じ。
    あたたかく大きな人物です。

    こじんまりとして、自分だけに心を閉ざし、
    他人に無関心な日本人とはまるで違います。

私の後でレッスンを受けた妻と、
JR大阪駅の大和路快速到着1分前にホームで落ち合い、
首尾よく二人掛けロマンスシートの席もゲットして、
人生の幸せをかみしめながら帰宅しました。
by Hologon158 | 2014-05-18 19:04 | ホロゴン外傳 | Comments(0)