わが友ホロゴン・わが夢タンバール

528.05 ホロゴン外傳130「2014年6月1日 幻燈街展の後では京の街も幻燈街に」5 どんな成算が?



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安部政権が今しようとしていることは、簡単に言えば、
世界中であらゆる種類の作戦行動を可能にすることです。

    国際紛争解決の手段としての戦争を永久に放棄している
    憲法第9条の下では絶対に許されないことは自明。
    
それなのに、「白馬は馬ならず」の論法で強行使用としているのはなぜか?
事態はあまりにも明らかです。

    安部政権は、中国との間の高まりゆくクライシスの予感を利用して、
    日本の軍事力、対抗力を格段に強化しようとしているのです。

しかし、日本には、アメリカの支援なくして、
中国と正面衝突できるだけの軍事力、国力はありません。

    日本に対する脅威に対して集団自衛権を行使してほしい国、
    行使してくれる可能性のある国は、世界中にただ一国、
    アメリカしかありません。

そこで、集団自衛権を確立し、アメリカに活発に軍事協力をすることで、
完全対等な相互防衛条約を確立したいのです。

    そのためには、世界中で軍事作戦を展開できる法制度を作り出したい。
    でも、自衛隊には海外での大規模な軍事作戦を実施する戦力などありません。
    そこで、集団自衛権確立後には当然ながら、自衛隊を自衛軍に昇格させ、
    国防予算を飛躍的に増大させて、中国に対抗できる軍備にまで高めること、
    これが次の段階の目標となります。
    でも、日本にはそんな国力、経済的余力、人的資源、いずれもないのです。

肝心のアメリカはどうでしょう?

    アメリカにとって、日中の軋轢は他人事です。
    アメリカに直接の利害関係がまるでないからです。
    安保条約に基づいて日本に肩入れする理由にはなりません。
    中国の存在はあまりにも大きくなり、
    中国と戦争することは世界大戦にも似た規模の最終戦争なのです。

    しかも、中国は、アメリカとの間に経済的関係においては、
    日本以上に深い国にとなっています。
    今や、中国は日本以上に衝突を避けたい国にななのです。

    つまり、アメリカが中国を対象として、日本と集団自衛協定を結ぶ可能性、
    日中紛争が戦争の危機に瀕したとき、アメリカが日本と同盟して、
    中国と全面戦争に踏み切る可能性などまったくない、
    そう言い切ることができます。

現在でも、南海上では一触即発の危機を孕む状態が起こっているのです。

    アメリカが、日本と集団自衛協定を結んで、
    中国と真っ向から対決する姿勢をとるという保証もないまま、
    かつ、韓国との間に協力関係を確立する見通しも立たないまま、
    まるで片思いの青年のように、集団自衛権を宣言して、
    一体どんな展望が開けるというのでしょうか?

今、安部首相がやろうとしていることは、
闘牛の目の前で真っ赤な布を激しく振ることなのです。

    「なにをやろうとしても、日本は負けていないぞ。
    断固対抗するぞ!」

    それなのに、野党の大半は集団自衛権に賛成または中立の方向です。
    憲法第9条など、知らんぷり。

でも、自衛隊員たちも国民も、どこの国とも戦争状態になることなど、
期待も希望もしていません。

    そんな自衛隊員、国民を断崖のところまで連れて行って、
    「さあ、戦え!」「さあ、飛べ!」、
    そう命じようというのでしょうか?

自民党は、公明党について正しく予想したように、
国民だって、最後はついてくる、そう多寡をくくっています。

    しかし、安部首相の靖国神社への際だった思い入れは、
    太平洋戦争の正当化と裏腹になっていると、
    諸外国は正しく受け取っています。
    そんな安部政権が際限のない軍備拡張路線に向かって突き進んだとき、
    中国は黙って観ているだけでしょうか?

私には、安部首相は現実と夢とを正しく区別できないまま、
「えい、やっ!」と一番危険な賭に出ようとしている、
そう思えます。

    太平洋戦争に踏み切った大日本帝国陸軍とかなり似ています。
    犠牲になるのは国民です。
    これ以上に迷惑な話はありません。

今や、日本国民は、安部政権に対して集団自衛権を行使すべき時なのです。
by Hologon158 | 2014-06-18 21:33 | ホロゴン外傳 | Comments(0)