わが友ホロゴン・わが夢タンバール

534.15 ホロゴンデイ122「2006年4月29日 秘境菅浦は清々しい晴れだった 」15 理想の女性



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昨日は孫の家に参りました。

    ママが所用で、午前中、
    生後2ヶ月のプリンセスのお付きを命じられたのです。

JR久宝寺駅から歩いてたった20分ですが、
急いでいるので、タクシーに乗ります。

    タクシーの運転手さん、覚えていて、
    「今日もお孫さんの世話ですか?」
    「そうですよ、退職したので、呼ばれたら喜んで行くんですよ」
    「楽しそうで、いいですねえ」

退職後のことに話題が及びました。
運転手さん、

    「お客さんのように退職してもすることがある人はいいですよ。
    なにもすることがない人は急速に衰えますね。
    叔父なんか、三和銀行の大きな支店の支店長して、
    たくさんの人が正月だけじゃなくて始終家を出入りしてたのに、
    退職したらふっつり来なくなって、
    夫婦とも半年で亡くなってしまいましたよ。
    在職中は鼻持ちならないほど威張ってましたけどねえ」

よくある話です。

    私の住宅地の散歩老人たちも、日に日に少なくなっていくようで、
    出会っても、ぶすっと押し黙って、
    なんにもおもしろくないという暗い暗い風情。
    107歳の嘉納愛子さんの輝くような笑顔と気品のある風姿とは
    天と地ほどの差があります。

妻に「理想の女性を見つけたよ」と言いました。

    「自分の理想は自分で見つける」と軽く一蹴されましたが、
    グーグルの画像検索ででてきた写真を見せると、
    目を丸くして、

        「ほんと、すばらしい!」

    妻もほとんどかすかに白髪が混じる程度で、
    濡れたような黒髪は若い頃そのまま。
    きっと嘉納愛子さんのようになるだろうと、私は信じています。

私の尊敬する大哲学者アルフレッド・ノース・ホワイトヘッドもそうでした。

    若い頃から「チェラブ(天使)」のあだ名で知られた風貌の持ち主ですが、
    80を過ぎても、散歩する姿は、体こそちょっと傾いていても、
    にこやかな顔は赤ん坊のように艶やかに輝き、
    きらきらとする目は空を見上げていたと言います。

私は貧相な体格で、目立たない並の風貌ですが、
心だけは輝かせて生きたいと念願しています。

    そのためには、美しいものだけを見る、これだけ!
    長生きできようができまいが、こんな風に生きることで、
    日々を美しく生きたいものです。

ところで、相続税が飛躍的に高額化するそうですね。

    抵抗できない国民一般大衆から絞れるだけ絞って、
    経済界にてこ入れする、これが自民党政府の徹底的方針ですね。
    国民はいつまでだまって受け入れているのでしょう?

妻に言いました、

    「こうなると、税額変更の前に死ぬか?
    徹底的に長生きして、使い切るか、どちらかだね」

妻、ぱっと顔を輝かせて、即座に、

    「すぐ死んで!」

そうは参りませんよ。

    私は美しいものを一杯見て、長生きして、
    嘉納愛子さんほど美しく長生きした妻を、
    やさしく看取ってあげるんだから!
by Hologon158 | 2014-08-19 12:12 | ホロゴンデイ | Comments(0)