554.06 ホロゴン外傳138「2014年10月17日 宇治にマクロの雄エルマー65mmが降り立ったとき」6 縄の如し
人生には何が待っているか、わかりませんね。
人生は悲喜こもごも、まさに「禍福はあざなえる縄の如し」ですね。
ただし、何を禍とし、何を福とするかを決めることはよしましょう。
物事の本質に禍福が備わっているわけではありません。
たとえ話ですが、
夜、あなたは家路を急いでいました。
暗い曲がり角で突き出ていた棒に額を打って転倒してしまいました。
でも、その次の瞬間、暴走車がその角を直進していきました。
無事に曲がり角を曲がったら、暴走車に跳ねとばされていたはずだった。
昏倒していたあなたはその幸運をついに知ることがない。
こんなことだって、起こっているかも知れません。
あなたに起こるすべての出来事が因果の連鎖の中にあります。
いやなこと、悲しいことが降りかかっても、その代わりに、
もっといやなこと、悲しいことが起こらずにすんだかも知れない。
二度のマレーシア機の墜落のような災難はデッドエンドです。
でも、たとえば、最初のマレーシア機の墜落事故にお父さんが被災したために、
一族をあげての家族旅行がキャンセルとなり、
第二の墜落マレーシア機の予約を取り消した家族があったかも知れません。
私たちにできることは、
もちろん今起こった出来事に一喜一憂するほかはないのですが、
すべての出来事の陰に、
将来の運不運、禍福への道が常に変更されていることを忘れないでおきましょう。
もしかすると、お陰で、もっと大きな災いを避けられたかも知れないと、
前向きに考えて、未来を好転させるように努力したいものですね。
by Hologon158
| 2014-10-31 11:03
| ホロゴン外傳
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