580.12 ホロゴンデイ129「2009年12月20日 京都河原町がホロゴンを大歓迎 」12 音楽レッスン
まったく音楽のレッスンというものはやっかいですね。
自己発見のとき、
そう言いたいところですが、
むしろ実状は、
自己卑下、自己嫌悪。
いつも肝心なところ、というより、
一番基礎的なところで引っかかります。
リズムが問題。
8分音符がしっかりとその長さ分続いていない。
そのために、だんだんと早くなる!
揚琴では、左手が高音部を担当します。
その左手が低いので、音も低くなる。
そのために、歌うべきところで歌っていないことになります。
ピアノで伴奏ばかりが聞こえたら、音楽になりませんね。
問題はそんな基本に自分で気づかないこと。
でも、プロでも、現代音楽となると、
なんだかそんな基本を無視してどうなるの、
と尋ねたくなるような曲がありますね。
昨日も、YouTubeでリコーダー音楽を探していると、
4人の女性リコーダー奏者が並んだ画面が出現しました。
次の瞬間、この女性たちが、
異様な物理音的な奇声を同時に発したのです。
少なくとも私は仰天させられてしまいました。
暗い夜道を歩いていて、いきなり横町に隠れていた何者かに
「わっ」と驚かされるようなものです。
その後、どんな音楽を聞かせられるのでしょうか?
私はその瞬間別の画面に切り替えてしまいましたので、
分かりませんが、分かりたいとも思わない。
音楽でも写真でもなんでもそうですが、
なにか美を感じさせてもらえること、それが最低条件ですね。
ただし、やっかいなのはことが一つ、
その美の概念が人によってまったく異なること。
でも、私の揚琴が美なのか否かを真剣に問う、
そんなレベルにまで上るのがいつのことでしょうか?
ほかの楽器でも同じことが起こっていそうです。
まず、初歩の初歩に戻ること、
これしか解決策はないのかも知れません。
by hologon158
| 2015-03-10 22:44
| ホロゴンデイ
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