581.00 ホロゴン画帖211「十都帖 冬の古都にほのかな色を探し歩いて」
ペッツヴァールに文字通り狂奔する日々の中で、
銀塩レンズに戻ってみる、これも乙なものです。
改めて、堂々たる画像を提供してくれる王様レンズたちにご挨拶。
ホロゴンウルトラワイドと、
もう一つ、銀塩カメラ、なんだか忘れましたが、それに付けた、
フレクトゴン35㎜F2.2(だと思います)。
おかげで、台湾の画家袁金塔さんと彼の絵に出会ったことも、
そして、その日、どんな空気感だったかも思い出せました。
2009年12月20日、私は冬の古都に居たんだなあ、
そんな感慨をしっかりとよみがえらせることができるのも、
写真のおかげです。
いつも書くことですが、カメラを持たないで歩いた人、
写真という助けがない状態で、
純粋に記憶をよみがえらせることができるのでしょうか?
疑わしい、私はそう言わせていただきます。
過去の体験という資産をよみがえらせ、
人生において活用できるのは、
写真の発明の大きな効用の一つなのではないでしょうか?
by hologon158
| 2015-03-11 22:44
| ホロゴン画帖
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