わが友ホロゴン・わが夢タンバール

598.02 ホロゴンデイ131「2015年5月16日yoshiさん迎えてホロゴン気負い立ち」2 ドルメッチ



今、リコーダーに夢中になっています。
以前にも一時吹いていたことがありました。
でも、当時は、
リコーダーがこんなにも魅力的であるとは思っていませんでした。
ずっと同じ音だったからです。

ところが、今度リコーダー学習を始めたのは、
私が昔使っていたメックのグレナデイラのアルトと同時代に、
私の手が出なかったドルメッチ。

最初はかすれた音しか出ませんでした。
そのうえ、2、3分も吹くと、唾液が管の内壁に残って、
さらにかすれ、ときには音が出なくなりました。
頭部管の気道に2枚折りした紙を上から差し込み、
オリーブオイルをうっすら塗って、
下からピンセットでそろそろと抜き出す作業を幾日か続けました。
もうそのような現象はかんり軽減されたようです。

そして、そのサウンド!
毎日毎日変わっていくのです。
最初はちょっとまとまりがなく、
低音から高音まで同質のサウンドではありませんでした。
でも、毎日、だんだんと音にまとまりが出てくるようです。
なんとも言えず、ひっそりとした穏やかなサウンドに
まとまっていこうとしている、
そんな感じ。
音の出も断然改善されてきて、ふっくらと延び広がってくれる、
そんな雰囲気に育ちつつあるようで、
ますます吹きたくなります。

一人で楽しむだけで、外で演奏するなど、
まったく考えられないのですが、
自分が弾くリコーダーの音のやさしさにうっとりできるなんて、
思ってもいなかったことです。

実は国産のトップクラスメーカーリコーダーをショップで、
7、8本試奏させてもらったのです。
もうたまげました。
明るく輝かしいサウンドが朗々と響きわたるのです。
すべての穴を塞ぐ最低音はとても出しにくいものです。
私のドルメッチの最低音をパッセージのつながりの中で
自然に響かせるのはとても難しく、
第一、音を出すこと自体、かなり難しい。
スケールの中で同質の音として最低音を響かせるのはさらに難しい。
ところが、これらのリコーダーは最低音も朗々と響きます。
思わず手が出かけましたが、10万円を超えます。
幸いそんなお金は財布に入っていませんでした。
(一度も入っていたことがない!)
そこで、また今度ということで帰宅しました。

そして、ドルメッチを弾いてみて、改めて仰天しました。
サウンドがもっと地味でもっと詰まった感じだったのです。

その実質感と比較しますと、ショップで試奏したリコーダーたちは
なんだか外枠だけで、中身がかなり薄い、そんな感じ。
しかも、響きの良さはホールの音響効果にかなり助けられていることも分かりました。

我が家の狭い書斎で、
両側の壁全面が本で埋まっているデッドな空間で美しく響き、
しかも毎日少しずつ美しい音に変わっていくドルメッチは
とびきりの逸品なのかもしれません。




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by hologon158 | 2015-05-24 22:51 | ホロゴンデイ | Comments(2)
Commented by yoshipass at 2015-05-25 00:30
面白いですね。
確かにあの日僕も見た情景ですが
全く違う絵になっています。

並んだ換気扇、21mmじゃ顔になっていませんでした(笑)
Commented by hologon158 at 2015-05-25 23:12
yoshiさん
それは当然のことですね。
yoshiさんは顔など探していないのに、
私はどんなものにでも顔を見つける意思で歩いているのですから。
そんな違いが写真の面白さですね。