わが友ホロゴン・わが夢タンバール

609.06 ホロゴンデイ132「2015年5月30日ホロゴンは鶴橋でよそ行きの顔?」6-完-篠田桃紅さん



篠田桃紅「百歳の力」(集英社新書)を読み始めて感じたこと、
なんと生き生きとした文章を書ける人なんだろう!
小気味がよいリズム感。

「私は、ふつうのありきたりの生き方でもなかったし、
ありきたりのものをつくっているわけでもない。
非常にユニークであったことだけは事実です。
だけど、それがどれほどの価値があるか、
それはなんとも言えない」

「もっといいものが描けるんだといつも思っているから
次の作品をつくるわけで、
これで完全にもう私のやりたいことはみなやりました、
なんていうことは絶対にない。
ありえない。
宿命的なものです。
次の作品への誘いが、いま、つくっているときに湧くんですから」

「百歳になっても、枯渇する、もうなにもできない、
そういうことはないですね」

「なにがどうだからうまくいかなかったとか、
許されないですよ。
そんな甘ったれたこと言うのは。
プロというのは、どんなときでもそれをやり抜いて
びくともしないでやっているものです。」

「気分で生きちゃいけないんですよ。
一切を超えているんですよ」

「私はものをつくっていますから、
筆を持ったら一切を超えなくてはいけない。
趣味ではないし、遊びでもない」

なんと自信にあふれた言葉でしょう!

そして、嬉しい言葉もあります、

「絵は伝達の道具であるけれども、
用を果たさなくたってかまわないんです。
見てくれる人がいなくても、つくってかまわない」
私のために書いて下さった、そんな感じが.....

グーグルで「篠田桃紅」を画像検索してみてください。
なんと切れ味の良いアートなのでしょう。
日本刀の切っ先の一閃を思い出させます。
その一閃とともに、見る人も一刀両断されるよう。

ウィキペディアによりますと、
1913年(大正2年)に生まれて、
1950年(37歳)から美術家として独り立ちして、
現在まで65年生きてきた人のようです。
畏れ入りました、と脱帽するほかはありませんね。

私は篠田さんの年齢よりももっと若くして写真を始め、
と言っても、ただの日曜写真家ですが、
とにかく飽きることも倦むこともなく、
40年近く写真を撮り続けてきました。
篠田さんのように永く続けることができから、
単に時間では、篠田さんを超えることができます。
それ位楽しむことができたら、
見てくれる人がいなくても、かまいませんねえ。
がんばりましょう!

というわけで、とりあえず、
ホロゴンによる鶴橋は終わりましょう。
次回は久しぶりに違ったレンズでシリーズを組みます。
乞うご期待!




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by hologon158 | 2015-08-09 22:41 | ホロゴンデイ | Comments(0)