わが友ホロゴン・わが夢タンバール

615.03 ホロゴンデイ148「2015年9月9日ホロゴンは中崎町を縦横無尽」3 吉田正写真教室



吉田正さんの写真教室の醍醐味は、
メンバーの個性一杯の写真を拝見できることもありますが、
なんと言っても、吉田正さんの写真講義がすばらしい。
彼の言葉は全部私の気持ちに沿っていることもありますが、
さまざまな人に出会っての人物論がすてきです。

今回はロールケーキの老舗小山ロールの創業者小山進さん。
名をあげたきっかけはテレビの達人コンテスト。
パティッシェのコンテストの最終決勝はフランス人パティッシェが選考者。
小山さんはシンプルそのもののロールケーキを選択し、
奇抜なアイデアではなく、味で勝負して優勝されたのだそうです。

最近の3年間はチョコレートに進出し、
パリの世界コンテストに連続出品してグランプリを続けておられる。
落選して名声を落とすリスクをなぜ犯すのか?
「今の自分も作品がどうなのか、確かめたいから」
なぜ日本のコンテストには出さないのか?
「日本にはチョコレートが分かる人がいない。
自分でチョコレートを味わって、
自分の好みを決定することのできる人がいないから」

さらにすごいことがあります、
「レシピどおりには作りません。
レシピは自分の姿勢を記録しているものですが、
その通り作れるものではありません。
レシピよりもまず、心がなければ、よいものが作れません。
自分も味も変わっていくものであり、
また、変わっていかなければなりません。」

そして、基本精神もうれしい、
「ものづくりの根底はシンプル、これです」
私はこのブログで何度「Simple is the best.」を書いたか分かりません。
アマチュア写真家は写真に主役とわき役を配置したがります。
私は主役しか撮りません。
ややこしいことは写真の中に持ち込まない。
写真に構図や布置を持ち込むと、独りよがりになりがちで、
その意図は題名や説明を付けないと、
見る側に分かってもらえないことになります。

もっとも私の場合、写真はシンプルそのものですが、
そんなことはなんの助けにもなりません。
ほとんど誰も好きにならない。
吉田さん曰く、
「この写真教室の面白味は、おかしな人間がいっぱいいること。
あんたもその一人だね。
だから、この教室以外には入るところがないでしょう」
吉田正写真教室「拾う神」説。

吉田正さんは、山口県のご自分の写真クラブ展のための写真を
直前まで完成できないこともおっしゃっていました、
「作品のプリントのデータは残しません。
プリントする度に最初から設定しなおします。
過去のことは関係がない。
今の僕だけが大切です」

私はそんなプリントをする機会が多くありませんが、
私もまたデータは残しません。
理由は簡単です。
私のプリント技術は未熟で非専門的なので、
新しくプリントするときが一番巧くなっています。
だから、下手なときのプリントでは満足できないからです。
まあ、似て非なるというのはこのことでしょうね。




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by hologon158 | 2015-09-22 15:41 | ホロゴンデイ | Comments(0)