わが友ホロゴン・わが夢タンバール

615.09 ホロゴンデイ148「2015年9月9日ホロゴンは中崎町を縦横無尽」9 至高の大団円



今日は、私よりかなり年輩の友人に会いました。
さまざまなアイテムのコレクターです。
レコード
CD
書籍
画集、写真集等のキコウボン
レンズ
骨董品


それぞれに半端ではありません。
一口で言えば、美の探求者なのです。
YOさんはこうおっしゃるのです、
「時々すごいことになるよ。
もうこのまま行ってしまったら、
どこか別の世界に移ってしまう、
そんな感じがする。
これが怖い」

私も時折前触れなく至福の境地に達することがありますが、
そのまま異界に移行してしまうという気分になったことはありません。
どうもYOさんの感受性の方があるかに上という感じですから、
つい言ってしまいます、
「遠慮なくそのまま行っちゃえばいいじゃないですか?」
美に殉じる、これぞ至高の大団円ですね。

猛烈に貴重な大西洞の古端渓の硯をお持ちだそうです。
書道関係の老舗のご主人に見せたら、
「もったいない!
日常使ってあげてください!」
そこで、毎晩寝る前に30分、臨書(名筆のトレース)を楽しんでおられます。
さらには、自分の書も楽しんでおられるのですが、
その目標がすごい。
「名書家たちの名筆に習いながら書くうちに、
この世の誰も書いたことのないような書に到達したい。
人が見て、書にこんな可能性があるなんて知らなかった、と絶句するような」

ある日本の指揮者が世界的なオーケストラを指揮して
交響曲を演奏したときのことです。
彼は、彼独自の卓見に裏付けられた独自の解釈を付け加えることができず、
ただ振っただけだったそうです。
そのため、クライマックスに達して、
渾身のタクトを華麗に振っているのに、
オーケストラはそのタクトとはまったく異質な演奏を
平然と続けたのだそうです。
団員たちの心と感性に、
自分だけの独自の美をイメージさせることができなかったら、
オーケストラは自分たちの演奏で済ませるより仕方がなかったのでしょう。
それとも、真に偉大な指揮者だけを受け入れ、
凡庸な指揮者には「あんたはまだまだ」と告げるジェスチャーだったのかな?
いずれにしても、怖いですね。

YOさんがこの域を突き抜けて、彼ならではの独自の書に達しているか?
興味津々ですね。




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by hologon158 | 2015-09-25 23:31 | ホロゴンデイ | Comments(2)
Commented by readymade_ayu at 2015-09-26 13:18
息も出来ないほど大好物なショットばかり。
Commented by hologon158 at 2015-09-27 14:33
私たちはとても数少ない裏通り写真を撮る仲間。
そんなAyuさんにそう言っていただけると嬉しいですね。
やっぱり私はホロゴンが故郷です。