わが友ホロゴン・わが夢タンバール

615.11 ホロゴンデイ148「2015年9月9日ホロゴンは中崎町を縦横無尽」11-完- ストリートフォト



9月26日土曜日、
親友のDAさん、INさんと心斎橋を歩いてきました。
Kリペア(渡辺さん)の手で、
ホロゴンウルトラワイドから取りだしていただいたホロゴン、
これがHologon15mmF8U。

実にシンプルな作りとなりました。
三枚玉という単純な構成のレンズです。
その前玉はソニーα7に埋められたかなり大きな宝石。
でも、凝縮された世界を写し出す二枚目の玉がまず目立って、
前玉は眼に飛び込んでこない、不思議なレンズです。
だから、目立たないレンズなのです。

ホロゴンウルトラワイド時代は、
ボディより少しでも指が出ると、
ニューッとソーセージが画面を遮る写真になるのですが、
ソニーα7のグリップをしっかり握っても、
ホロゴンのレンズ先端よりも後ろなので、写りません。
ストリートを撮りたい人間には、この改造は大正解だったわけです。

今度、オリジナルのMマウントであるHologon15mmF8Mを使ってみますが、
これまでHologon15mmF8Uを使った印象では、
こちらの方が立体感、リアリティに勝るようです。

つまり、ホロゴンを使いたければ、
ホロゴンウルトラワイドのぼろぼろを手に入れて、
KリペアさんにMマウントに改造していただくのが最上の道であり、
3分の1から2分の1の費用で実現できるという点ではるかに安上がり、
そう言うことができます。
人生、変わりますよ。

でも、前提が一つ。
どんな接近戦でも、ホロゴンを使える、
そんな人間でないと、無理ですね。

実は心斎橋のアメリカ村に入ろうとするあたりで、
おもしろいことがあったのです。
曲がり角で、
かわいい4歳ほどの男の子をつれたお父さんとすれ違ったのです。
あんまりかわいいので、そっと一枚頂きました。
そのしばらく後で、なんだか怒鳴り声のような音が背後で聞こえました。
私はしばらく歩き続けて初めて、ふっと気付きました、
もしかすると、あれ、お父さんが気づいて怒った声だったのかな?

でも、そんな声を聞いてもまるで平気、
というのは私の特殊性かも知れませんね。
そんな体験はこれまでほとんどないし、
そんな風にストリートフォトを撮ること自体は、
キャンディットなスナップショットの写真家たちが
カルティエ=ブレッソン以来連綿と続けてきた行為であり、
表現の自由の範囲内であって、
いかなる意味でも、他人の権利侵害行為ではないからです。
だから、その後もいつもの通り、超接近撮影をずっと続けました。

でも、もしかすると、
たいていの方にはこれはできないことかも知れませんね。
もし少しでもびくびくするのなら、止めた方がいいでしょう。
美しい写真を撮っているんだ、
自分の行為をそう信じられない人は止めた方がいいでしょう。

私は、人と暴力を伴うような喧嘩をしたことはなく、
腕力もありませんが、一つ信じています。
この世は腕力のある人間が強いのではありません。
心の強い人間が強いのです。

ストリート写真を撮りたいのであれば、
心を鍛えましょう。
美しいものへのあこがれこそ最高の境地であり、
自分の写真撮影はそんなあこがれを満たすための行為なのだ、
自由だから、写真を撮れるのだ、
そう信じましょう。

自分で自分を信じることができなければ、
へなへなの腰折れ写真しか撮れません。
そんな写真がこの世にはいっぱいあふれています。
私のようなノンアマチュアの観点からすると、
「ああ、いい工夫をしましたね」
「すごい、目の付けどころが違いますね」
そうほめられて喜んでいるようじゃ、まだまだ自分の写真じゃない、
小手先テクニックだけのレベルで低迷しているだけ、
そう自覚しましょう。

「私の愛するもの、愛する人を見てください」
と、バンと差し出せる、そんな写真が撮れたら、
それでいいじゃありませんか?




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by hologon158 | 2015-09-27 17:56 | ホロゴンデイ | Comments(0)