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616.02 ホロゴンデイ149「2015年8月29日雨の名張でホロゴンMが嬉々とウィンク」2 絢爛豪華!



9月26日、心斎橋の万年筆ショップに入ってみました。
現代の万年筆たちが並びました。
とても美しい。
絢爛豪華!

でも、まったく食指が動きません。
装飾品にしか見えない、
筆記道具とは思えないからです。

使うためだけであれば、
こんなに豪勢に飾り立てる必要はありません。
人に見せびらかしたい、
ステータスシンボルに使いたい、
そんな人物の持ち物でしかない。
逆に言えば、こんな絢爛豪華なものを人前で使って、
「ああ、この人はすごい人なんだなあ」なんて、
思われたい人って、どんな人なのでしょう?

まず書くことを大切にして作られたものであってほしい。
どんなものでも、そのものの機能をしっかり果たすことが
出発点であり、目標であるはず。

たとえば、オーケストラの指揮者が使うタクト。
その先っぽにダイヤモンドが付けられて、
指揮者が振る度にきらきら光ったら、どうでしょうか?
純粋に音楽に沈潜してほしい、
虚栄心を捨てたらどうだ、と非難囂々でしょう。

万年筆だってそうではありませんか?
はっきり言って、成金だけを相手に商売している、
それが現代の万年筆メーカー、そんな感じがしています。
でも、どうやら、萬年筆を字を書くために手に入れるって、
どうやら万年筆コレクターのスタンダードではなさそうです。

クラシック萬年筆を集める人にとって、
外観がまず第1のようです。
萬年筆コレクター垂涎の書と帯に特筆大書した本が、
ペン先を隠したままの外観写真だけの羅列なのですから。
要するに、コレクターたちはペン先になんか興味を持たない、
と言ったら語弊があるでしょうけど、要するに二の次。

雑誌には、そんな書き味の記事もありましたが、
割かれたスペースから見て、
関心の中核を占めているとは思えません。
字をどんな風に書けるか?
そんなことは三の次、四の次、というわけです。

これって、まさにレンズコレクターと照応しています。
フィルム1、2本分撮ったら、お蔵入り。
レアか、ビンテージか、外観が新同品かどうか?
これが関心の中心。

萬年筆コレクターは書くことが趣味の人間とは限らず、
レンズコレクターも写真趣味とは限らないというのは、
どこかおかしい。
要するに、モチベーションがまったく別なのです。
いわば、収集趣味、征服趣味というわけです。
つまりませんねえ。



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by hologon158 | 2015-09-29 11:48 | ホロゴンデイ | Comments(0)