わが友ホロゴン・わが夢タンバール

616.04 ホロゴンデイ149「2015年8月29日雨の名張でホロゴンMが嬉々とウィンク」4 改造は大正解



9月26日土曜日、
親友のDAさん、INさんと心斎橋を歩いてきました。

Kリペア(渡辺さん)にお願いして、
ホロゴンウルトラワイドから取りだしていただいたホロゴン、
これがHologon15mmF8U。

実にシンプルです。
ソニーα7に埋められた宝石。
この宝石そのものはかなり大きいのですが、
肉眼には、はっきりと飛び込んでこない、不思議なレンズです。
だから、目立たない。

ホロゴンウルトラワイド時代は、
ボディより少しでも指が出ると、
ニューッとソーセージが画面を遮る写真になるのですが、
ソニーα7のグリップをしっかり握っても、
ホロゴンのレンズ先端よりも後ろなので、写りません。
ストリートを撮りたい人間には、この改造は大正解だったわけです。

今度、Hologon15mmF8M、つまり、
純正のMマウントホロゴンを使ってみますが、
これまで使った印象では、ウルトラワイドのホロゴンの方が
立体感、リアリティに勝るようです。

つまり、ホロゴンを使いたければ、
ホロゴンウルトラワイドのぼろぼろを手に入れて、
KリペアさんにMマウントに改造していただくのが最上の道であり、
3分の1から2分の1の費用で実現できるという点ではるかに安上がり、
そう言うことができます。

人生、変わりますよ。
でも、前提が一つ。
どんな接近戦でも、ホロゴンを使える、そんな人間でないと、
無理ですね。

実は心斎橋のアメリカ村に入ろうとするあたりで、
おもしろいことがあったのです。曲がり角で、
かわいい4歳ほどの男の子をつれたお父さんとすれ違ったのです。
あんまりかわいいので、そっと一枚頂きました。
そのしばらく後で、なんだか怒鳴り声のような音が背後で聞こえました。
私はしばらく歩き続けて初めて、もしかすると、
あれ、お父さんが気づいて怒った声だったのかな、と気づきました。
でも、まるで平気、というのが私の特殊性かも知れませんね。

そんな体験はほとんどないし、
そんな風にストリートフォトを撮ること自体は、
キャンディットなスナップショットの写真家たちが、
カルティエ=ブレッソン以来連綿と続けてきた行為であり、
表現の自由の範囲内であって、
いかなる意味でも、権利侵害行為はないからです。
だから、その後もいつもの通りの撮影をずっと続けました。

でも、もしかすると、たいていの方には、
これはできないことかも知れませんね。
もし少しでもびくびくするのなら、止めた方がいいでしょう。
美しい写真を撮っているんだ、自分の行為をそう信じられない人は
止した方がいいでしょう。
私は、人と暴力を伴うような喧嘩をしたことはなく、
腕力もありませんが、一つ信じています。
この世は腕力のある人間が強いのではありません。
心の強い人間が強いのです。
ストリート写真を撮りたいのであれば、心を鍛えましょう。

美しいものへのあこがれこそ最高の境地であり、
自分の写真撮影はそんなあこがれを満たすための行為なのだ、
自由だから、写真を撮れるのだ、
そう信じましょう。

自分で自分を信じることができなければ、
へなへなの腰折れ写真しか撮れません。
そんな写真がこの世にはいっぱいあふれています。
「ああ、いい工夫をしましたね」
「すごい、目の付けどころが違いますね」
そうほめられて喜んでいるようじゃ、
まだまだ自分の写真になっていない、
小手先テクニックだけのレベルで低迷しているだけ、
そう自覚しましょう。

「私の愛するもの、人を見てください」
と、バンと差し出せる、そんな写真が撮れたら、
それでいいじゃありませんか?
私のような、ただのど素人として写真を撮る人間でも、
自分が美しいと思う写真にしたい、
それだけは決して忘れません。

たとえば、森山大道さんは、彼一流のリアリティを演出するため、
汚いものを汚いままに、というか、より汚く撮ります。
私はそんなことはしたくない。

リアリティなどくそくらえ、
ファンタジーがすべてです。




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by hologon158 | 2015-09-30 22:36 | ホロゴンデイ | Comments(0)