わが友ホロゴン・わが夢タンバール

616.05 ホロゴンデイ149「2015年8月29日雨の名張でホロゴンMが嬉々とウィンク」5 楽器の成長



先日うれしいことがありました。
3か月近く練習してきたアルトリコーダーを、
一日おいて、二日ぶりに弾いてみたのです。
あっと驚くほどに透徹したサウンドに変わっていました。

これまでも段々と変化してきていたのです。
メーカーはドルメッチ。
高級リコーダーとして有名でした。
はるか昔、まだ若い頃に数年、
リコーダーを独習したことがありましたが、
その当時は高くて手が出なかったのに、今こうして触っている。

これは友人から融通していただいたのですが、
彼は過去の偉大なリコーダーのコピー制作者として
間違いなく現代最高の杉原広一さんに
スティンズビーSr.のアルトを制作してもらったおかげで、
ドルメッチは無用となっていたのです。

かなり長い間放置されていたこともあり、
私の方もほぼ完全な初心者ということも手伝ったのでしょう、
ちょっとかすれて寸詰まりのような音しか出ませんでした。
しかも、頭部管の息が通る部分、ウィンドウェイが狭いせいで、
ほとんど1曲弾いただけで、すぐに結露して、
音がかすれて、ろくに弾けなくなるという状態が続きました。
友人のアドバイスで、
毎晩、薄めた中性洗剤をウィンドウェイにうっすら塗り、
しっかり頭部管を暖めてから弾くようにしました。

こうしても、2、3曲も弾けば、
結露がサウンドを邪魔する状態だったのですが、
昨日は、半時間経っても、なお音は朗々と鳴り続けました。
休眠状態だった楽器がようやく活気づき、
いわば仕事ができる状態に調整されたのでしょうか?

でも、我田引水で申し訳ありませんが、それだけではない、
私はそう確信しているのです。

二胡の師匠から教えられてきました、
「楽器は手で弾くものじゃありません。
全身で弾くものです」
「演奏家は静かに座って演奏しているように見えますが、
実は体のなかはしっかり動いているのです。
私の肩胛骨に手を当てて感じてください」
師匠が二胡を演奏しますと、
やわらかな皮膚の下で筋肉がモリモリと波動したのです。
そんな動きは素人がおいそれと到達できるものではありませんが、
それでも、脱力すべきところは脱力し、
力をかけるべきところはかける、
そんなダイナミズムは次第に修得しはじめているようです。
二胡のサウンドはかなりよくなり、
ついでに、揚琴も両手を脱力して、
手首の回転だけで弾く奏法が急にわかってきた感じがします。

リコーダーも息の使い方、フレージング、フィンガリングが
次第にリコーダーに合ってきたらしく、
サウンドの変化もそのせいかも知れません。

これからも、まだまだ変わることを期待しています。
私がホロゴンを20年少し営々と使い続けてきて、
まだホロゴンというレンズに驚き続けているのも、
ホロゴンが、そして私がどんどんと変わっているからだ、
そう信じているのと同様のことが楽器でも起こるのを知った、
私はそう信じています。





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by hologon158 | 2015-10-01 15:06 | ホロゴンデイ | Comments(0)