わが友ホロゴン・わが夢タンバール

616.15 ホロゴンデイ149「2015年8月29日雨の名張でホロゴンMが嬉々とウィンク」15 縦位置撮影



ホロゴンのような超広角レンズの場合、
画面の歪みの解決が最大の難問ですね。

Hologon15mmF8に限らず、超広角レンズを、
歪みを利用して撮る人がかなり多い感じがします。
斬新で独創的で、かつスピード感も演出できるからです。
私はこれが好きではありません。
なにしろゆがんだことが嫌いな人間なので、
というとシャレのようですが、
生来水平感覚が発達しているらしく、
水平から歪んだものを見ると、すぐ気づいて、
居心地の悪い思いをしてしまうのです。

友人が東京フジフォトサロンで個展を開きました。
たしか3日目ほどに言ったのですが、
本来水平を保つべき数枚が歪んでいました。
東京で一二を争うプロのプレゼン業者に依頼したのですが、
彼らはゆがんだ状態でセットしてしまったのです。
友人も観客も誰も気づかず3日経っていたのです。
友人に指摘しますと、「ああ、ほんとだ」
業者を呼ぶと、「ああ、ほんとですね、失礼しました」

ホロゴンウルトラワイドは腰だめノーファインダーで撮るのです。
ファインダーで確かめることができません。
要するに、ホールディングと勘に頼るほかはない。
でも、数ヶ月で水平方向は安定したようです。

できなかったのは、ホロゴンを縦位置で撮ること。
15mmのような超広角を使ってみてください。
ファインダーで確認して撮っても歪むのです。
それをノーファインダーで撮るのですから、激しく歪みました。

一時期、縦位置の上になるボディ側面に水準器を付けました。
すぐに止めました。
小さな水玉が中央に安定するのを上から視認するのは、
とても難しいうえ、実にかったるい!

私が採った最終解決策は、
ひたすら縦位置ノーファインダー撮影を続けること!
10年かかりました。

ホロゴンの横位置撮影は比較的簡単です。
両手をウルトラワイドのボディ両横に置いて撮ります。
だから、水平を撮りやすい。
両手をまっすぐ伸ばせばよいのですから。
ただし、両手の長さが違う人はちょっと難しいでしょうね。
たとえば、源為朝さん。
左手が右手よりもかなり長かったそうです。
だから、大弓を引けたのです。
これは、簡単に水平は取れないでしょうね。

縦位置になると、左手はそのままにして、
右手を上にして、ボディを反時計方向に90度回転させます。
つまり、両手をグイチにひねる感じになります。
このような不均質な両手の中に隠れて、
ウェストレベルで立ち上がったカメラボディがよく見えない。
その両側面が垂直になっているか確認しようがないのです。

それでもできるようになるものです。
慣れると、まったくなんの意識もせずに、
垂直を出すことができます。
ほんのちょっとずれても、気にしない、
その位の気楽な気持ちで撮ると、案外、垂直。
気にすると、なぜか、ゆがみます。
難しいものです。




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by hologon158 | 2015-10-09 11:47 | ホロゴンデイ | Comments(0)