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617.05 ホロゴンデイ150「2015年9月26日ホロゴン15㎜F8Uは心斎橋を袈裟懸けに」5 常識の罠



グーグルアースに掲載されたNASAの月面や火星の写真、
NASAが発表する同種の写真を事細かに精査して、
自然に生成したものとはとても思えないデータを次々と見つけて、
YouTubeなどに発表する人たちがいます。
彼らは基本的に、地球人もしくは非地球人が
なんらかの形で月や火星を訪れ、
あるいは居住していたことを証するものと考えます。

今回の話題はそんな人たちのことではありません。
それに対する反応はくっきりと2つに分岐する、そのこと。

ほとんどの人は激しい拒絶反応を示します。
そんなこと、写真を見なくても、はなから信じない。
見ても、信じない。
きっと偽造写真なんだ、
見間違いなんだ、という訳です。
なぜなら、月や火星に生命があるはずがないから!
このような人は強固な前提をお持ちです。

自身の知見、知識、そして、一般常識は完全無欠、無謬である。
これは、自分が信じたいことだけを信じたいという姿勢。
大抵の場合、この姿勢になんの問題もありません。
でも、その知識体系に問題があったとき、
とんでもないミス、誤解、偏見に陥ってしまいます。
そして、現実には、誰の知識体系も誤謬だらけなのです。

地球上でももっとも優れた学者であったニュートンの力学も、
さらに広い前提ではまるで当てはまらないことが
20世紀になって明らかになりました。
実際には、歴史上、すべての知識体系、パラダイムは
どこか現実世界にはあてはまらないところがあることを、
多かれ少なかれ、遅かれ早かれ、露呈してきたのが歴史。

このことを気付いている人と気付いていない人との間には、
大変な差があります。
常識のあぶなっかしい理由は、
それが当然であるかのように見え、
誤謬であるかも知れないことに気付かせないことにあります。

本質的に大切なことは、
シャーロック・ホームズがいみじくも喝破したように、
「データ、データ、データ」。
まず、データから出発する。
そのデータを検証して、動かしがたい事実であれば、
そのデータに基づいて、自分の知見、思考を再構築する、
これができない人は、いわば、偏見に安住することとなります。
実のところ、このような人は、
科学者にも刑事、検事、裁判官にも学者や教師にも、
さらには大抵の重要な職業にはなれません。

データから出発して、容易に誤謬に陥らないためには、
日頃から、頭を使う訓練をしておく、それしかありません。
常識がたいていの場合なんの根拠もないことも忘れない。
そして、この世には驚くべきことが果てしなく潜んでいること。
だから、この世は面白い。




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by hologon158 | 2015-10-20 10:06 | ホロゴンデイ | Comments(0)