わが友ホロゴン・わが夢タンバール

617.04 ホロゴンデイ151 「2015年10月10日ホロゴン15㎜F8Uも葛城古道で満開」4 韓流ドラマ



8年以上韓流ドラマを楽しんできました。
韓流ドラマをご覧になったことのない方には
想像がつかないことでしょう。

韓流ドラマを観てしまうと、
日本のドラマなど観る気にならなくなってしまう。
なぜ?
日本のドラマでもよくできたドラマは別として、
並のドラマは、ドラマを演じる俳優たちが俳優のままなのです。
台詞も演技もまるで素人芸。
韓流ドラマの場合、役者人口がかなり限定されているようで、
とくに脇役はよく見る顔がとっかえひっかえ登場します。
でも、一つ違うことは、
まったく異質なキャラクターにいつも成りきっていること。
このあたりの変身はスタークラスでも同様です。
以前の人気番組のキャラクターをきっぱり脱ぎ捨てています。

私の女神はいっぱい居ます。
妻、娘たち(猫を含む)、孫プリンセスたち。
そして、チェ・ジウ。
彼女がスターの座を確立した3作品、
「冬のソナタ」「美しき日々」「天国の階段」では、
それぞれまったく異なるキャラクターを見事に演じきりました。

なぜそんな芸当ができたのか?
脚本と演出のおかげなのです。
その人物ならそうするだろうという行動、
そう考えるだろうという思考をしっかりと表現します。
そして、日本人とかなり違って、
独特に個性があり、独特の振る舞いがあります。
全身で語り、全身で感情を表現し、全身で行動する、
それが韓国人です。
口だけが動き、他は不動、という日本人とは、
ひと味もふた味も個性的なのです。

しかし、それだけではありません。
脚本家の創造性、想像力が並外れているのです。
もちろん韓流ドラマにも駄作があります。
駄作の方が多いでしょう。
でも、傑作ドラマとなると、
私でも20やそこら一気に列挙することができるほど。
それだけ脚本家をはじめとするドラマ制作者の層が厚いのです。

その理由を考えてみました。
一番大きな理由は、
結局、国民性の違い、という感じがします。

ちょっと思い返してみてください。
あなたがこれまで出会った日本人で、
あたなに向かって、心を開き、目を輝かせて表情豊かに反応し、
全身で自分を表現する人、何人いますか?
人生の毎日を全力投球で生き、あらゆることに心を開いて、
我がものに取り込んでゆく、
そんな風に生きている人に何人出会いましたか?

私は毎日出会っています。
妻。
一緒に暮らすのはエキサイティングですが、デンジャラス。
でも、自分も生きている、という実感ができます。
私の女神たちはみんなそうです。
韓流ドラマでも毎夜会えます。
脚本家たちは、個性豊かな人間の人生、生活、思考を想像できるのです。

J.R.R.トールキンの「The Lord of the Rings」の朗読を聞いています。
たった一人の年輩の男性朗読者がすべてのキャラクターを声で表現します。
何人かがめまぐるしく会話を交わすシーンがありますが、
各人物の特有の声、語り口、語調、気分に、
瞬時に切り替えることができるのです。
Audible.Comで購入した100を超える英語朗読ファイルの
かなりの朗読者たちがこの芸当を見せてくれます。
ディケンンズはあの長大な小説の数々を公開の場で朗読しながら、
執筆を進めたのです。
トーマス・カーライルもマーク・トゥウェインも朗読家として知られ、
聴衆を集めて自作を朗読しました。
偉大なる朗読の伝統があるのです。
ここにも多数の人物への瞬時共感、瞬時切り替えの文化があります。

韓流ドラマの脚本家たちも、
登場人物の人生、人間性、思考、偏見等の情動を、
脚本に逐一書き込んでいきます。

無表情、無感動を思わせるほどに、不動の平静な人生を送るのも人生。
思いっきりやりたいことをやり、思いっきり世界を感じ取り、
思いっきり自分を変えていくのも人生。
このあたり、文化の大きな差を感じます。
あなたはどちらを採りますか?





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by hologon158 | 2015-10-31 01:29 | ホロゴンデイ | Comments(0)