619.05 ホロゴン外傅150「2015年11月4日アポクアリアが梅田に飛んだ」5 ずれていて
ライカM9を久しぶりに使って一つ困ったことがあります。
最短距離での開放撮影のヒット率がかなり悪いこと。
ライカは中央のスポットでしかピント合わせができないのです。
ところが、私の縦位置撮影のフォーカススポットはずれていて、
画面の中央上から3分の1なのです。
フォーカスしてからちょっとずらします。
すると、ピントがずれています。
ライカM型カメラの弱点がこれ。
プロはきっと中央でちょっとフォーカスしてから、
ヘリコイドを撮影距離に応じて少し遠目にずらして、
勘と慣れでカバーしているのでしょう。
私はフォーカス撮影など5回に4回はノーファインダー撮影、
しかも残りの1回もたいていはソニーα7で、
このカメラは液晶ファインダーの拡大なので、
かなり精度を確保できるので、
ライカM9のような苦労はしなくて済みます。
そのうえ、今回もときたま11月とは思えない炎天、
いきおい帽子をかぶらざるをえません。
すると、その堅いシェイドがじゃまになって、
ライカの縦位置撮影では、ファインダーをのぞけない。
ライカM9って、なかなか苦労なカメラですね。
でも、なんだか描写力とコクは、
ソニーα7よりも一段上のようです。
いきおい、ライカM9の場合は、
1mから3mあたりでちょっとお行儀よく撮影することになります。
でも、撮影結果にはかなり満足。
午後1時25分、慶州を出発。
[後書き]
最後の3枚は寝ぼけて同じ写真を並べたと思わないでください。
アポクアリア35mmF1.4の開放付近の描写の違いをチェック。
上から、開放、F2、F2.8の順です。
木枠の段差が段々と際立って行くようです。
私にはその程度しか区別がつきませんが、
レンズの鑑定名人なら様々に分かるでしょうね。
by hologon158
| 2015-11-14 23:16
| ホロゴン外傳
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