わが友ホロゴン・わが夢タンバール

620.07 ホロゴンデイ152「2015年10月31日ホロゴン15㎜F8UFが京東山へ」7 京都ではしご



11月29日最後の日曜日、
京都ではしごをします。
午前中、写真展。
午後、我が揚琴師匠、付虹先生の参加するコンサート。
その後、友人の陶芸家伊藤五美さんの陶展。
みんな場所が違うので、ちょっと一苦労になりそうです。

写真と音楽と陶器
みんないいですね。
人類はどの頃アートを発見したのでしょう。

ネアンデルタール人だったと思いますが、
埋葬時に遺体の周りに花を置いた遺跡が見つかっているそうです。

孫プリンスはハイハイができるようになったばかりのころ、
テレビドラマの主題歌が始まる度に、
テレビの前ににじり寄り、うっとりを聞き入りました。
文字通り恍惚となった表情で、終わると、
折りよく居合わせた私に目を合わせ、
「いいねえ...、いいでしょ!」という表情でにっこり微笑み、
もう一度テレビの方を眺めてから、
「ああ、いいものに出会えて幸せだなあ」という微笑みを浮かべつつ、
遊びに戻りました。

どんな音楽でも、こうなるわけではありません。
この音楽のときだけということでした。
こんなに小さくても、好みがあり、うっとりできる。
美的感覚というものは、どうやら生得か、
それとも受胎後早期に修得するもののようです。
どちらにせよ、人間は美を感じる存在なのでしょう。

でも、人間ばかりではないかもしれません。
私の今はなくなった息子の一人(猫ですが)銀太は、
我が家に三泊したドイツ人美少女に恋をして、
毎晩ベッドの枕の上に心を込めてプレゼントを置いたばかりでなく、
彼女が帰宅すると、
柱の陰からうっとりとした表情でこっそり見上げるのでした。
残念ながら、彼の選んだプレゼントはゴキブリ、蜘蛛、バッタ。
その都度、彼女は「キャー!」
まだ1歳になったばかりの銀太は最初の失恋を味わったのです。
彼には恋人の反応は理解不能だったでしょう。
もっとも喜んでくれるものとして、心を込めて選択し、
最適の場所を選んで、美しくセッティングしたのに.......?
銀太の美的感覚は恋人の美的感覚にマッチしなかったです。

我がいとしの娘静(猫ですが)の音楽の好みは
ワーグナーの楽劇「ワルキューレ」の序曲。
アルテックの巨大なスピーカーの真ん前30cmあたりに陣取って、
部屋中鳴りどよもす豪快なサウンドにうっとり。
やかましいジャズになると、さっと姿を消します。
この子もまた自分なりの美的意識をもっている。

銀太のプレゼントの仕方、静の音楽鑑賞も、
動物でさえ、美的意識を持っている証拠ではないでしょうか?

こんなことを考えますと、
実は美というのは宇宙の構成要素なんじゃないかな、
という気がしてきます。
これも基本ファクターである「コントラスト」の一つの姿、
それも一番成功した姿が「美」なのかもしれません。
そうすると、数限りのない美が絶えず生まれては消え、
消えては生まれている、それが宇宙なのかもしれません。

宇宙のすべての構成要素がそれぞれに美を紡ぎだし、
感じ取り、悦楽する、
そんな体験が重なりあり交錯して、
宇宙が成り立っているのかもしれません。

もしかすると、こう言ってもよいのかも知れません、
「この宇宙は美によって存在する」




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by hologon158 | 2015-11-29 22:05 | ホロゴンデイ | Comments(0)