わが友ホロゴン・わが夢タンバール

627.09 ホロゴンデイ155「2015年12月19日ホロゴン15㎜F8Mが梅田巡歴」9 香紙切

途中行きつけの古書店で平安朝時代の仮名を探してみました。
どんぴしゃり、私を待っていた本があります。

「香紙切」(書道技法口座48)
(「こうしぎれ」と呼ぶそうです)

平安朝の仮名の書には沢山の名筆があるようです。
「高野切」がその代表作のようですが、
どれもこれも実物を見たことがありません。
「高野切」もありました。
仮名の最高傑作なのだそうですが、
よいお手本が見つかりません。
きっと売れちゃうんでしょう。
でも、「香紙切」が見つかりました。

香紙切の書体は断然私の心にかないました。
豪快と言いたくなるほど自由奔放で、力感が籠っている。
これまで私が見た仮名の古典中、一番美しいとさえ思えます。

なにも書道をするつもりなどありません。
例によって、クラシック萬年筆で臨書することで、
萬年筆の書道風書き方を我がものにしたいという夢。
本書は書道の講座本。
一字ずつの解析から初めて、行、全体へと、
その構成を体得していくように構成されています。
私もちょっと臨書してみようと思って買ったわけです。

今日早速書いてみました。
ペーパーはTomoeRiver A4ペーパーパッド
私がこれまでに手に入れた最高の萬年筆用紙です。
Mabie Toddのスワンの6号ディップペン。
萬年筆は私が持っているフレックスペンの最高峰と、
教えてもらいましたが、その通りだと信じたいほどに、
美しい描線がペン先から流れ出ます。

もちろん筆のあの柔らかな腰はありません。
すべて書き手の滑らかな動きで、
仮名の流麗な曲線を再現しなければなりません。
なかなか難しい。
でも、時折、それらしくカーブを描いてくれます。

香紙切の書体を眺めれば眺めるほど、
ああ、日本のカナ文字って、世界のどんな文字にも負けず、
美しいものだなあ、と心から納得します。
なんだか平安仮名に心を奪われてしまいました。
二胡の音色に似て、心を穏やかにし、安らかにしてくれます。

ついでに、和歌も私の視野の中に入ってきそう。
いいんだ、いいんだ、
なんだっていいんだ、
私の心に平安と希望をもたらしてくれるものであれば.............




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by hologon158 | 2016-01-10 22:09 | ホロゴンデイ | Comments(0)