わが友ホロゴン・わが夢タンバール

631.07 ホロゴンデイ157「2015年12月9日東山36計ホロゴン任せに如かず」6 本番


1月11日、付虹先生の教室の発表会第一部が終わりました。
がっくりして帰宅します。
1敗1引き分け、という感じ。

発表会は何度も体験しているのですが、
いくらやっても、緊張感は耐えがたいほどになりますね。
伴奏なら大小さまざまなコンサート、公演、
ディナーショー等を体験しましたが、
ほとんどあがったりはしません。
ところが、独奏の発表会になると、もういけませんね。

たしかに揚琴にスポットライトが幾灯が当たると、
ただでさえ多い揚琴の弦が本体に投影されて、
弦だらけになってしまいます。
弾きにくいことおびただしい。
でも、そんなこととは無関係に、
ただただ上がってしまいました。
半数近くの方が同様の症状。
でも、あったく上がらない方もいるのですから、恐れ入ります。

独奏曲「金瓶似的小山」
まるでだめでした。
まだメンバーがそろわない段階で、練習してみたのですが、
そのとき、音符の位置が突然わからなくなってしまったのです。
本番では、その症状はかなり減退したのですが、
途中から、スティックが思わぬ弦を叩いてしまう、
いわば五里霧中状態になってしまいました。
いつもながら、最後にはなんとか正道に戻るのですが、
やくざ映画じゃあるまいし、中間で乱れに乱れた印象を
ぬぐい去ることはできませんね。

もう一曲は、二胡のベテランの伴奏をつとめました。
名曲「陽関三畳」
王維の名作につけた、古琴のための古曲です。
大演奏家閔恵芬さんが二胡曲に編曲したものですが、
最高にすばらしい揚琴伴奏がつけられています。

完璧に弾ける、そう思えるほどに弾き込んだので、
最初からかなり好調でした。
でも、なんとか最後まで完璧に弾けるのでは、
という期待は実現しませんでした。
この曲も、数小節、途中でずれてしまいました。
なんとか復旧し、最後はきちんと終わりましたが、
最後のハーモニクスも、二胡が終わってから、
ポンと響かせなければならないのに、
一緒に終わってしまいました。

ただし、二胡奏者を初めとして、大抵の方は、
私が乱れたことに気づかなかったようです。
なんだ、揚琴伴奏を誰も聞いていなかったんじゃない?

その後、おいしい夕食会でした。
同じ机を囲んだ揚琴組の皆さんと本物の反省会。
皆さん、あまり巧く行かなかったのです。
ちょっとやけ酒気味になってしまいました。
一同の暫定的結論は、
これはどうしようもない現象だ、ということに落ち着きました。
上がらない人は上がらないし、上がる人は上がる。

私の場合、伴奏なら上がらないのに、独奏だと上がります。
なんだか、烏合の衆みたい。
クラシックの名門オーケストラにも、
そんな隠れた名手がごろごろいるのではないでしょうか?
私がそんな名手だと言うわけではありません。

とにかく独奏は無理、という結論に達しました。
職業生活の中では、多数人を相手に話す機会はかなりありましたが、
生来そんなことは嫌いです。
もともと私はパフォーマンスが嫌い。
それなのに、上がったりはしませんでした。
どこでも、どんなときでも、
人にイニシアティブをとらせることはしませんでした。
修羅場に強い人間だし、
土壇場になると、底力を発揮できる人間だったからです。
というか、そう思い込んでいました。

でも、もしかすると、そんな神通力は、
退職とともに消えたかもしれません。
結局は、私も権力構造の中で動いていただけなのかもしれません。
毎日、やりたいことだけを楽しむ第2の人生では、
修羅場に遭遇すること自体がなくなってしまいました。
職責から来る緊張感も当然ながら消失してしまいました。
すると、残るのは、裸の自分だけ。
ふーむ、しっかりしなくちゃ!




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by hologon158 | 2016-02-12 22:28 | ホロゴンデイ | Comments(0)