わが友ホロゴン・わが夢タンバール

635.05 ホロゴンデイ159「2016年3月2日ホロゴン15㎜F8Mが神戸を楽しんだ」5 学者的良心



3月20日は妻の両親のお墓参り。
長女の子供たち、4歳3月の孫プリンスと1歳8月の孫プリンセスも
パパと同行しました。
ママは風邪でお休み。
パパの車に、親子3人、私たち夫婦、妻の弟が乗り込んで、
かなり賑やかに神戸の墓所まで参りました。

孫プリンスはなぜか半年前から恐竜に心を奪われ、
今では7冊もの恐竜図鑑をとっかえひっかえ本棚から取り出して、
名前と体長と姿を一纏めに記憶に移し続けています。
祖父の欲目ですが、
将来、学者にしたくなるような資質がこの日も目立ちました。

①観察眼

車で神戸市御影区に入ったころ、
交差点で信号待ちのときのことでした。
プリンスの仲良しの女の子にちょっと似た女の子が
歩道を通りすぎようとしました。
プリンスに、「○○ちゃんに似た子がいるよ」
プリンス、一瞬ちらっと目を走らせて、
「似てないよ」
私、「○○ちゃんの方がかわいいね」
すると、プリンス、「そんなことないよ、
○○ちゃんの方がかわいくないよ」
一瞬でそこまで感じている。
(これは学者の目というより、男の目かな?)

②記憶力と誠実さ

車内で、20種ほどの恐竜の大きさを話してくれました。
こんな具合です、
私、「ティラノザウルスは何m?」
プリンス、言下に、「13mだよ」
「スーパーザウルスは?」
「35mだよ」

孫の家に帰ってから、孫は4種類ほどの恐竜図鑑を
本棚から取り出して、ソファーの私の処に運んできました。
一緒に見ようというわけです。
あれこれ見ているうちに、ふっと目を落として、
こう言ったのです、
「さっき、××は9mだって言ったけど、
22mだった」

4、5時間前に、××の体長も話題に出て、
自分が間違って答えたことを思い出すって、
4歳児のすることだろうか?
まして、おじいちゃんに間違って教えたと気付いて、
これは訂正しておかないといけないなんて、
考えるだろうか?
まさに学者的記憶力と良心。

③好奇心

墓所までの車内で、私の子供の頃は、
家に沢山の昆虫や動物たちが来たことを離したのです。
すると、プリンス、恐竜ばかりでなく、
動物も昆虫も好きなので、大いに好奇心を燃やしました。
「ペペが子供の頃、おうちにはなにが来たの?」
「蝉が来たよ」
しばらくして、
「ほかには、おうちになにが来たの?」
この質問がその後延々と続きました。
私が誰かと別の話題について話し合って、
ふと、とぎれると、下の方から聞こえるのです、
「ほかには、おうちになにが来たの?」
猫、犬、狐、狸、鹿、ネズミ、ウサギ、コウモリ、
ヤモリ、蛇、トカゲ、等々の動物たち、
さらには、黄金虫、カブトムシ、
カミキリムシ、蝶々、トンボ、ウスバカゲロウ、
玉虫、バッタ、でんでん虫、等々の昆虫たち、
ムカデ、ゴキブリ、ゲジゲジ、ナメクジ、
等々のその他大勢......
かなり沢山の名前を挙げたのですが、
プリンスはどこまでどこまでも、
「ほかには、おうちになにが来たの?」
本気で好奇心を燃やしているのです。
同じ名前を繰り返し言うと、たちまち、
「さっき言った!」

将来何になるか、これは神のみぞ知る、
プリンスの運命なのですが、
よく考えると、上記のような資質はどんな職業でも、
基本的な条件なのでしょう。

前にも一度書きましたが、私の父は、ご親切にも勝手に、
自分の職業と家族に多い医師のどちらかにしたいと考え、
この2つが面白いと絶えず吹き込んでおいて、
私が高校2年生のとき、医師の娘婿(私の義兄)に、
胃の切除手術の8㎜を持参させて、見せてくれたのです。
そんなもの、子供に見せるものですかね、一体?
白黒フィルムなのに、メスがお腹をすっと切り開いた瞬間、
真紅の血がすっと流れ出たシーンで、
私の人生もすっと決まりました。
すっぱりと医師への道を拒絶したのです。

結局、父の思い通りの道に入ってしまったのですが、
孫にそんな方法を採りたいとは思いません。
なにも私が自分の選択を後悔しているわけではありません。
私には最善、最適の道だったと納得し、
むしろ父には感謝しています。
でも、やっぱりレールに載せられたという気持ちには、
どこかしっくりとしないものを感じざるを得ません。

孫たちには、自分で将来を選ばせてあげたい、
孫たちから尋ねられない限り、
どんな職業についても語ることはすまい、
それが私の気持ち。
でも、なにかを研究する学者になって欲しい、
そんな気持ちがいつも頭をもたげるのは、
欲目というものでしょうね。





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by hologon158 | 2016-03-21 22:44 | ホロゴンデイ | Comments(0)