わが友ホロゴン・わが夢タンバール

636.02 ホロゴン外傅160「2016年3月2日ゾンネタールが久しぶりに踊った」2 渦巻く魚群



これまでかなりの回数、ツァー旅行をしました。
私の場合、ほとんど秘境ツァーだったので、
食事は常に現地の料理店で頂くことになります。

参加者の反応が面白いですね。
美味しい、美味しいと頂く人、
ただ黙々と頂く人は置いておいて、
ぶうぶうと不平を垂らす人がいます、
「まずい!
こんなもの食べられやしない!
こいつら、こんなもの一生食べて、何が楽しいんだ?」

このような方の特徴は、
すべてにおいて自分がスタンダードですね。
どんな人でも、宇宙の中心なのです。

でも、広い社会で人生を送る人は、自分のスタンダードは、
必ずしも妥当しないことがある、
いや、妥当しない方が多い、と、知っていて、
環境、条件をしっかり把握して、判断の基準を調整します。

一方、一生とても狭い社会の中で生きて、
その社会の中で常にリーダーシップをとってきた人は、
自分の基準が狭いこと、
時には当てはまらないことがあることに気づいていない。
そのような人は一般社会ではむしろ少数派なのですが、
写真ではとてもありふれた現象です。

誰もが判断の物差しを持っていて、
その物差しだけで写真を判定します。
当然、物差しで測れない写真がどっさりあります。
すると、「こんなのつまらない」ということになります。
私もあなたもそんなところが大なり小なりあります。
これは当然のことで、別によくないことではありません。

でも、物差しと一緒です。
この世界に溢れている写真は、メートル単位だけではない。
様々な種類の物差しがないと正確に測れないほどに多様。
そうすると、写真世界の多様性に応ずる様々な種類の物差しを、
自分でも用意しておく必要がありそうです。
とはいえ、どんなに様々な種類を用意しても、足りませんね。
写真の世界は豊饒の海なのですから。
とすると、自分の物差しでは測れない写真に出会ったときの、
正しい反応は、
「こんなのつまらない」ではなくて、
「私には分からない」ではないでしょうか?

昔、全国組織の写真集団に所属していたことがありますが、
月例会で、写真をはじめて数年しか経っていない老人が、
ごくごく初歩の問題点だらけの写真を熱烈に推薦して、
「これまでこんなに素晴らしい写真を観たことがない!」
一同、ただ口をあんぐり、というところでした。
このような方は、優れた写真作品に巡り会っても、
まったく見当違いの反応をしがちです。
ただしい鑑賞の物差しを持っていないのですから。
私は自分の可愛い写真たちを、それが下手でもなんでも、
心から愛しているので、こんな目に遭わせるつもりはありません。
極めて短期間に退会してしまいました。

ブログに出会って、しばらく続けてみて、悟りました、
自分の写真たちの終の住処が見つかった!
だんだんと一回の記事に収める数を増やしてきました。
今では一回に20枚が基準、別ブログ「レンズ千夜一夜」は
その制限もない。
誰も訳の分からぬロボグラフィを見続ける暇などない!

文章の方は、最初からですが、だらだらだらだらと書き流して、
推敲せずに、そのまま掲載することにしてきました。
私のリアルタイムの心の動きを記録できるし、
そんな独り言に付き合う人はいない!

なんだ、これって、一緒じゃないか、
大海原の中で雲霞のように沸き立つ魚群と!
小魚が雲霞のように群れて移動する理由については、
単なる食べられる確率の問題に過ぎない、
と考えられているようですが、
私はそれだけじゃないと考えます。
あんまり多い、しかも超高速でぐるぐる渦巻いているので、
その渦巻きに飛び込んだハンター魚は、
眼前を走りすぎる魚影に幻惑されて、
ほとんど食べることなく、渦から脱け出してしまう。
そんなことじゃないかと考えます。
私はそれと同じことをしているわけです。




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by hologon158 | 2016-03-24 16:37 | ホロゴン外傳 | Comments(0)