わが友ホロゴン・わが夢タンバール

636.07 ホロゴン外傅160「2016年3月2日ゾンネタールが久しぶりに踊った」7-完-戦士の休息



3月28日月曜日、揚琴レッスンのはしご日です。
付虹先生の事情で、いつもより1時間早く行くために、
8時56分発大和路快速を選んだのですが、
これが駅踏切の故障とかが原因で、10分もの遅延。

ようやく出発した快速の窓から沿線の光景を眺めました。
ごろごろ石を積んだ作業場で、男が一人、
ショベルカーのようなものでこれを移動させていました。
ああ、ここでもがんばっているんだ。

若い頃、昆虫学の本で、
シロアリの巣の生態を読んだことを思い出しました。
このことはすでに書きましたが、私の大好きなお話なので、
また書きます。
このブログは日記。
何度でも思い出したことは書くじゃないですか?
それです。
ボケたなんて、決して思わないように。

砂漠に数メートル以上の高さの巣がニョキリと突っ立っています。
中にはトンネルが無数に走り、
数知れないシロアリたちのコロニーが営まれています。
このすべての部屋、通路は常に一定の湿度を保たなければなりません。
何度かは忘れました。
そのために、数知れない巡検隊がトンネル内を走り回り、
湿度を体感して、随所に即席の壁を作ったり崩したりして、
トンネルの空気の流通を開閉して、一定の湿度を保つのです。
生きるサーモスタットシステム。
人間の血管内を白血球が走り回っているようなものでしょうか?

別のお話。
YouTubeのビデオで、兵隊アリが休息中、
仲間の脚をさすって、きれいにしてあげるシーンがありました。
とても念入りにケアしてあげています。
自分でやればいいものを、仲間に任せて、
なんだかとてもおおような表情でした。
これにも大いに感嘆したのですが、
それは次のお話を思い出したせいでした。

古典ギリシアのペルシャ戦争のハイライトは
サラミス湾の海戦と並んで、テルモピュライの戦いです。
たった300人(うろ覚え)のスパルタの戦士たちが
わずかな同盟兵と一緒に渓谷の隘路に陣取って、
数万のペルシャ軍を釘付けにし、
最後には、全滅してしまったのです。

ペルシャ王は、日露戦争の旅順口の要塞線の乃木将軍
(日本の軍事史上最悪の将軍)よろしく、
兵士たちを惜しみなく突撃させます。
スパルタ軍は必死に応戦して、一歩も退きません。
ペルシャ兵たちが死屍ルイルイと折り重なります。
でも、スパルタの戦士たちも次第に消えていき、
もう明日の攻撃で全滅してしまう瀬戸際まで来てしまいます。
その前日、ペルシャ王が望見すると、
スパルタの戦士が長い髪を解いて櫛けずっている姿。
スパルタからの亡命者に尋ねました、
「あれはなにをしているのだ?」
「死を覚悟して、身を美しく整えているのです」
ペルシャ王は言いしれぬ畏怖を感じるというシーン。

兵隊アリの兵士たちの姿を眺めて、感じました、
なんだかスパルタの戦士にそっくりだなあ!





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by hologon158 | 2016-03-28 22:42 | ホロゴン外傳 | Comments(0)