わが友ホロゴン・わが夢タンバール

639.01 ホロゴン外傅162「2016年5月16日真打ちスピードパンクロ50㎜郡山参上!」1 耳を傾ける



ようやく秋田角館シリーズが全編完了しました。
ブログ上ではまるで反応がなかったのですが、
友人たちに一番受けたのは、秋田内陸鉄道の写真。

疾走する車両の窓ごしのスピードパンクロ35mmF2の写真たち。
F5.6に絞って、30mほどの距離にピントを併せて、
心が躍るシーンを見た瞬間にシャッターを切った写真たち。
1930年頃の映画用レンズの雰囲気描写に助けられました。

その兄貴分がスピードパンクロ50mmF2。
中将姫光学さんからお借りして、
大和郡山を二人で歩きながら、ロボグラフィを採集しました。
590枚取って、そのほぼ半分の250枚をブログに並べてみましょう。
このレンズとちょうど同じ頃、
ドイツの映画キャメラマンたちが愛用していたのがアストロベルリンのレンズたち。
その一つの典型がパンタッカー50mmF2.3。
まさに、スピードパンクロとほとんど同スペックです。
情景をデモーニッシュまでに奥深く変容してくれるパンタッカーに対して、
スピードパンクロがどんな変化ヘンゲを見せてくれるか?
楽しみです。


そういえば、人間も、ときに沈黙で語ることができる人がすごいですね。
フランクリン・ルーズベルト大統領だってでしょうか?
ホワイトハウスの訪問客と長時間話し込んだそうです。
でも、実は大統領がずっとしゃべり続けただけだった。
でも、客が帰った後、大統領は側近に言ったそうです、
「今の客は雄弁で優れた人物だったな」
耳の傾け方が常人と違っていたのです。
本当にすべてを理解し、すべてを心に仕舞込む、そんな視線、
うなづき、振る舞いだったのでしょう。

二胡の先生が、日本と中国の小学校の違いを教えてくれました。
「日本は姿勢良く先生の向いて動かないように、と教えます。
中国は違います。
どんな姿勢でもいいのです、ちゃんと耳を傾け、
頭を使って吸収しようとしていることが分かりさえすれば、
よいのです」

私もさして難しいことではありませんが、
講演したり講義をしたりすることがかなりありました。
日本人ですから、しっかりこちらを見て、
ときには深くうなづいたりします。
でも、「なにか質問がありますか?」
最前列で幾度も深くうなづいていた御仁、
勢いよく手を挙げて、いかにも頭がよさそうな歯切れの良い口調で、
出して来る質問が、実はなんにも聴いておらず、
なんにも理解していなかったことが一言でばれる、
そんな質問、ということがよくありました。

受講者の大半はメモもとりませんね。
翌日になったら、全部忘れているのです。
メモを取らないというのは、記憶に値しないという、
暗黙の意思表示だと気がつかなくちゃ。

私は、賢そうな顔をして、
したり顔でうなづく日本人もあまり信用していません。
まして、「なーるほど」という相づちをうつ人も、
好きではありません。
私は生涯この言葉を使ったことがありません。
この間の手って、9割がた、賛意を表すときには使いません。
ふーん、そういう考え方もあるんですねえ、でもねえ...
そんな気持ちを暗示することが多いのですから。





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by hologon158 | 2016-05-27 22:15 | ホロゴン外傳 | Comments(0)