わが友ホロゴン・わが夢タンバール

639.02 ホロゴン外傅162「2016年5月16日真打ちスピードパンクロ50㎜郡山参上!」2 わが谷は緑なりき



スピードパンクロ50㎜F2
前回ずらりと並べてみて、すっかり魅せられてしまいました。
臨場感をきりっと牽きだしてくれます。

フォード監督の「わが谷は緑なりき」をご覧になったことがありますか?
私はDVDで楽しんだのですが、
なんという世の中なのでしょう!
フルムービーがYouTubeで観られるのです。

   How Green Was My Valley (1941) - Full Film
  (https://www.youtube.com/watch?v=e-kE3CC2uDc)

アイリッシュだったフォードはアカデミー作品賞を4回も受賞しています。
「男の敵」「怒りの葡萄」「わが谷は緑なりき」「静かなる男」
作品の舞台は、アイルランドが2回、ウェールズが1回なのですから、
フォード監督が自分の心のルーツをどこに置いていたかが分かります。

しかも、これらの作品が絶品ばかり。
その中で圧倒的に大好きなのがこの「わが谷は緑なりき」
ウェールズの合唱もたっぷり楽しむことができるのですが、
作品そのものが素晴らしい。

そして、主演女優のモーリン・オハラが夢のように美しい。
小津安二郎監督の原節子さんの立場にそのままあてはまるのが、
フォード監督のモーリン・オハラと言えそうです。
匂うような美しさはまさに「晩春」の原節子さんに匹敵します。
彼女のフォード監督出演の第1作だったようです。

ところが、私がこの映画でどうしても忘れることができないのが、
画像の溢れるような美しさなのです。
とても奥行きが深く、とても生彩に富み、そして、詩情に溢れています。
名撮影監督アーサー・C・ミラーはこの作品でアカデミー撮影賞に輝きました。

そして、最初観たときから知りたかったことが一つあります。
どんなレンズで撮ったのだろう?
私はそんな疑問をどこまでも追究して、調べまくる。
そんなことをする人間ではありません。
ただ、そう考えて、いつか知りたいなあ、と思うだけ。

スピードパンクロ50㎜F2の描写をこうして知ると、
当時の映画用レンズたち、スピードパンクロやバルターの凄さには脱帽。
私が持っている当時の映画用レンズはこの2セットだけなので、
ほかにもこれらに匹敵する名レンズがあったかも知れません。
だから、絶対にそうだったんだ、という確信まではありませんが、
とくに白の輝き、ものの存在感の描出の雰囲気は、バルター50㎜F2よりも、
スピードパンクロ50㎜F2に似ている感じがして、
何十年来の疑問がもしかしたら解けたんじゃないかな?
と悦に入っています。

まだご覧になっていない方は是非ご覧になってください。
心があったかくなりますよ。





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by hologon158 | 2016-05-28 11:44 | ホロゴン外傳 | Comments(0)