わが友ホロゴン・わが夢タンバール

647.02 ホロゴンデイ163「2016年5月21日ホロゴンが弘法市に潜伏」2 私家版写真集



前回の私の仲間の青年のことで、思い出しました。
私たち写真の友人同士で京都で開催した写真展に、
彼がやってきて、写真のことを熱く語り合ったことで、
一緒に写真を撮りに行く仲間になったのですが、
それから彼が撮り貯めた写真を選択して、
私が写真集を編集して作ってあげました。

とてもしっかりとした構図で、
かなり意表を突くすてきな写真が沢山あったからですが、
でも、何枚かはどうしようもなく暗鬱な印象でした。
汚れた細いロープたちが数知れず絡み合っている暗鬱なシーン。
2枚目は駐車スペースにおかれたバイク。
なぜか周囲に刺された何本かの杭に結ばれたロープで
がんじがらめに縛られて、ほとんど倒れんばかりにかしいでいる姿。

誤解のないようにお願いします。
私が写真の先生風に振る舞っていたわけではありません。
ただのお節介で、友人たちから写真を提供してもらい、
写真集を何冊も作ってあげました。
全部プレゼント。
つまり、あくまでも私の勝手な趣味。

布装の本格的な写真集仕立てで、背表紙には、
写真家の名前と写真集の表題を金の箔押しで浮き上がっています。
プリントは昇華型熱転写プリンターの雄オリンパスP400。
これ以上はないほどに美しい色と精密感です。
しかも、そのプリントがコーティングで完璧に空気と遮断されていて、
保存性も抜群(現に自分の50冊を超える写真集は、
開くと、あっと驚くほど、見事なプリントのまま)
おそらく今でも凌駕するものはない高級プリンターでした。

しかも、完全な写真集仕立てですから、
表紙、序文、後書き、奥付もしっかり揃っています。
その後書きに、彼の写真論を論じたのですが(これが楽しみ)、
その中にこんなことを書いてしまったのです。

    「彼の魂には、これらの写真のように、
    どこかがんじがらめに縛られた部分があって、
    解き放たれるときを待ち望んでいるようだ」

この写真集、この私の勝手な写真評論が、
彼の発症を早めたのかも知れない、
今でもそんな風に感じるときがあります。
もしかすると、写真集プレゼントという趣味を止めたのは、
この出来事でかなりショックを受けたせいだったかも知れません。





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by hologon158 | 2016-07-09 23:52 | ホロゴンデイ | Comments(0)