わが友ホロゴン・わが夢タンバール

650.04 ホロゴン外傅170「2016年6月17日R-セレナー50㎜と天理の相性は抜群」4 台湾からの風



昨日7月31日日曜日
兵庫県立美術館ミュージアムホールで、
日台揚琴交流演奏会「台湾からの風」が開催されました。
私の揚琴師匠付虹先生の揚琴楽団13人と、
台湾揚琴楽団7人のコンサート。

付虹先生の弟子たちはいわば素人。
台湾揚琴楽団は2002年設立の専門家集団。
団長の奥様がリーダーで、女性5人、男性2人。
付虹揚琴楽団がいわば前座として4曲演奏し、
その後、台湾揚琴楽団が10曲ばかり演奏しました。

台湾揚琴楽団は高音用の揚琴2台だけ持参され、
標準的な揚琴は全部付虹先生のグループが用意しました。
午前中のリハーサルの前に台湾揚琴楽団の人たちが調律。
高音から低音まで実に丁寧周到に延々と調律作業が続きました。
ああ、こうしなければ、澄み切った揚琴サウンドは実現しない!
若いけど、まさにプロです。
全員まだ音楽院在学中か、大学院生なのだそうです。

ただし、私の使用した揚琴は付虹先生の業務用なので、調律せず。
おかげで、周到な調律の成果を確かめることはできませんでした。
でも、いつもレッスンには付虹先生が調律された揚琴を使うので、
どんな風に変わるかはすでによく分かっています。

リハーサルも順調。
でも、このホール、映画用なのだそうで、周辺の壁は吸音材。
全楽器に足もとスピーカーが配置され、音あわせも済ませました。
「返し」と呼ばれる小さなスピーカーを演奏者の前に配置しないと、
メインスピーカーから楽団の音がどう出ているのか分かりません。
かなり小さな演奏音の中に自分の揚琴だけがしっかり聞こえます。
ちょっと間違っても、自分には全部聞こえるけど、
両脇のメインスピーカーからは演奏者全員の音が聞こえるので、
ミスったサウンドもクローズアップされたりはしないと思いたいけど、
後で台湾揚琴楽団のリハーサルを客席で聞いていて、
はっきり分かりました。
ちゃんと演奏者からその楽器の音が発せられているように
聴衆には聞こえるので、
実は、ミスったら、ちゃんとばれてしまいます。

私たちの後には、台湾揚琴楽団も演奏曲全部をリハーサルしたので、
おかげで、気がつくと、ホール開場15分前。
昼食時間はほとんどなし。
控え室で慌ただしくおにぎりをほおばって済ませました。
午後1時半開場、午後2時開演のスケジュールで、
午後1時45分頃控え室から手洗いに出た際、ドアの隙間から、
座席の5分の1程度が埋まっているのが見えました。

午後2時、会場担当者がやってきて、
「ほぼ満席です」
収容人員250名のホールなので、かなりの入りです。
メンバーににわかに走る緊張。
たいていのメンバーは初体験です。

私は陳少林先生の楽団の揚琴伴奏で幾度も体験しています。
独奏するのなら、もう緊張しきってガチガチになってしまうでしょうが、
伴奏だと、ぜんぜん上がりません。
今回も、ホールに入場して、演奏が始まっても、平常心のまま、
2曲の演奏は無事終了しました。

ただし、やっぱり自分のサウンドばかり聞こえる不思議体験。
それでも、しっかり音は合っていたようです。
あとで客席で聴いた付虹先生の生徒さんから、
「とてもよかったですよ」

私も含めてメンバーの半数は最初の2曲が済むと、退場。
付虹先生がお子さんのココちゃんを含む、優秀メンバーで、
見事な合奏をされるのを舞台裏で聴きました。
これで第1部終了。

台湾揚琴楽団の第2部の前に楽団員が再び壮絶調律。
その合間を縫って、私は客席に移動しました。
全曲圧倒的な演奏でした。
男性の一人が名曲「天山詩畫」を独奏しましたが、
一流の演奏家と変わらない立派な演奏。
他の曲もさまざまな演奏者の組み合わせで、見事。
とりわけビバルディの「四季」の春第1楽章は圧巻でした。
イ・ムジチのようなさまざまな楽器による多彩な表現を、
揚琴一本で多彩なテクニックを駆使して再現していました。
音楽としてもしっかりした骨格があって、圧倒的な印象。

全曲が終わって、アンコールは「ふるさと」
私も舞台に戻って、台湾揚琴楽団の人たちに混じって、
揚琴を弾きました。

主観的な印象ですが、コンサートは大成功だったようです。
尼崎に移動して、おいしい焼き肉料理店で打ち上げ。
私は女性メンバーのお一人の車に乗せて頂きました。
助手席は付虹先生の二胡の生徒さん。
後部座席は私と随一の成長株の若い揚琴生徒さんHさん、
そして台湾揚琴楽団の若い女性奏者鄭予文さん、
愛称「楽楽(ララちゃん)」と並びました。
Hさんが少し中国語がしゃべれて、私も英語が少し。
これでなんとか気楽なおしゃべりを楽しむことができました。

台湾に滞在したときも感じましたが、
台湾の中国系女性は中国の女性とかなり雰囲気が違います。
しっかりしている点は変わりがありませんが、
どこか日本人に近い親しみのある物腰と態度と話し振り。
とても好感が持てます。

YouTubeに「台灣揚琴樂團」のビデオがかなり沢山あります。
これがすべて猛烈に素晴らしい!
今回来日したグループのリーダー、杜宛霖さんの演奏を一つ紹介します。
08.《瑤山夜畫》揚琴協奏/杜宛霖 指揮/吳瑞呈 演出/台灣揚琴樂團
(https://www.youtube.com/watch?v=_tQE_aes7fg)
中国の器楽コンクールに優勝する奏者たちにまるっきり劣らない、
颯爽として絢爛たる演奏ぶりに驚倒させられます。
そして、余計なことですが、
リーダーの杜宛霖さんを初めとして、とても美しい!




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by hologon158 | 2016-08-01 17:29 | ホロゴン外傳 | Comments(0)