わが友ホロゴン・わが夢タンバール

650.05 ホロゴン外傅170「2016年6月17日R-セレナー50㎜と天理の相性は抜群」5 yoshiさんの写真展①



写真集や写真展について考えたこと、感じたことを
一文にまとめるのは難しいですね。

批判は比較的簡単です。
思いつくまま書けばいい。
でも、写真集や写真展が私の心になにかを感じさせ、
私の心を沸き立たせてくれるとき、
それがどんなことなのか、
なぜなのかを理解するということは、
自分の心をただしく把握し理解し、
写真集や写真展が私の心に何をあたえてくれたか、
私をどう変えてくれたかを解き明かすことなのですから。
写真集や写真展をじかに体験できた場合でもそうなのですから、
今回のyoshiさんの写真展の場合はなおさらです。

私はかなり写真に関する限り、かなり限定された好みの人間です。
私の心を沸き立たせる写真家しか関心がない。
この点は、写真史にその名を残す過去の大写真家であっても、
プロ、アマを現代の写真家であっても、
ブログに写真を掲載されている写真家であっても、
まったく同列です。
なんの予告もなく、なんの先触れもなく、なんの予感もなく、
いきなりその人の写真に出会って、
私の頭をぐらぐらと揺さぶり、
私の心にぐっと飛び込んできて、
私の胸を熱くしてくれる、
そんな写真をプレゼントしてくれる写真家とだけつきあいたい。
yoshiさんはそんな数少ない写真家の一人です。

そのyoshiさんが今回の写真展で、大冒険を敢行されました。
その概要は下記の記事にあります。
「砂丘館 oh-baracta写真三人展 WEB カタログ」
でも、どうもよく分かりません。
曼珠沙華16点
その他38点
(ざっと勘定しただけなので、不正確です)
会場の全体写真が2枚ありますが、よくわかりません。
どうも、上の写真のほぼ中央の壁面と、
下の写真の右側のシャッフル壁2面がyoshiさんのコーナーみたい。
モノクローム写真たちを壁面に文字通りバラバラに展示されています。
単に点在させたのではありません。
向きまでバラバラ。
おそらく来展の皆さんは、顔をさまざまに傾けて一枚一枚と対面し、
さらには少し離れて、壁面全体と対面して、
個々の印象を全体の印象にまとめようとされ、
ときには、なにかを感じ、
ときには、どちらかをあきらめ、
ときには、気に入った写真だけを拾う、等々、
写真展と向き合ったその場で、どうyoshiさんの写真展と対話するか
という態度決定に迫られたのではないでしょうか?
おもしろい!
写真展そのものがではなく、
とりあえず、yoshiさんのその選択がおもしろい。

最初に感じたことはこうでした。
ははーん、yoshiさん、展示作品が互いに響きあって、
yoshiさんの意図したこと、もしくは意図しなかったなにかを
語り始めるのを拒んだのだな。

彼はいつも、自分は写真家じゃない、
ただ好きで撮っているだけなのだと宣言しています。
まさに私と同じ立場なのですが、
作品性の皆無のロボグラフィをテンデバラバラに撮っている
私の場合は、アクセスする方たちに素直に受け取ってもらえて、
おかげさまで、写真好きの人も写真家も私のブログには来ないのですが、
yoshiさんは違います。
私が彼を知ったのは、このブログ開始後まもなくですが、
偶然誰かのブログで、
新潟にはYoshipassさんという有名な写真家が居て、
すばらしい写真を撮ると読んだことからでした。
訪問してみて、びっくりしてしまいました。
yoshiさんの写真は、斬新で、切り込みが鋭く、
ときにはスタイリッシュ、ときには詩的。
多くのファンがいるのは当然です。

ところが、彼は自分が好きで写真を撮っているというスタンスを
堅持しておられます。
でも、写真展が彼の生き甲斐なのです。
かなりの回数、ブログで知り合った友人たちとの写真展を重ねてこられました。
でも、彼は常に縁の下の力持ち風の役割に徹してこられました。
だから、私が直接拝見した2回だけではなく、一貫して、
どうやら仲間の写真にバランスをとることに腐心しておられたようです。
でも、本当は写真展でもっともっと自由に遊んでみたい、
そんな気持ちが彼の心の底にいつも漂っていたのでしょう。
今回それぞれに独特の個性で独創的な写真をお撮りのパートナーを得て、
思いっきり遊んでみた、そんな開放感を感じます。

そうすると、彼の本意はこうだったのじゃないでしょうか?

私の写真、別に分からなくてもいいんですよ。
思いっきり自分の写真たちを遊ばせてみましたよ。
彼らがなにを言いたいのか、
私がなにを表現したいのか、
そんなことに心を煩わせる必要はぜんぜんありませんよ。
ただ、どんな風にでもいいですから、
楽しんでくださいね。
私自身、この壁面でなにかを表現したいなんて考えていませんよ。
ただ思いっきり楽しんでいるのですから。

でも、それで終わったら、yoshiさんじゃありませんね。
さらにその向こうにもう一つの仕掛けがあったんじゃないでしょうか?
次回に書きます。




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by hologon158 | 2016-08-03 16:50 | ホロゴン外傳 | Comments(0)