わが友ホロゴン・わが夢タンバール

653.04 ホロゴンデイ165「2016年7月15日ホロゴンも祇園祭りをかすめた」4 「Outlander」



数日前、iPodでの英語朗読が一作終わりました。
Diana Gabaldonという女流小説家の「Outlander」

20世紀の女医クレアが18世紀のスコットランドにタイムワープしてしまい、
恋をして結婚までし、あげくの果ては2人も人を殺す羽目に陥り、
激しく苦悩します。
あれこれと苦闘することで、
未来を大きく変えているのではないか?
信頼を置ける僧侶にこのことを打ち明けます。
すると、彼はこう言うのです。
あなたは20世紀においても、医師として、
命を助けたり、失わせたりしているではないか?
人間は誰しも、生きることで未来を変えているのですよ。

この回答はちょっと筋違いです。
クレアは自分もその中に生きている20世紀を
自分で変えているかも知れないのですから。

でも、人間は誰しも、生きることで未来を変えている、
このことは絶対的真実ですね。
確かに自分は微々たる存在かもしれません。
でも、この世界を支配する原理はチェーンリアクションなのです。
この宇宙はカオスであり、
カオスの一番典型的な例は、
「アマゾンのどこかで蝶々が一羽ぱたりと死んで地面に落ちたこと、
この出来事がウォール街の大暴落を引き起こした原因だった」
すべての行動がチェーンリアクションの中で起こり、
かつ、チェーンリアクションを変えるのです。
因果関係の連鎖から逃れるすべはありません。

私たちは、アマゾンの片隅の蝶々よりもかなり影響力のある存在です。
でも、それだけ私たちの行動、選択の一つ一つが引き起こす
チェーンリアクションが大きいとは言えません。
チェーンリアクションの本質は、
出来事の大きさは原因の大きさに応じて決まるものではないということ。
つまり、確かなことは、自分の行動がなんであれ、
なんらかの予測不能のチェーンリアクションを引き起こすこと、これだけ。
自分のある行動、ある選択(無行動、無選択も?)は、
はるか過去の誰かのある行動の影響を受けて起こったリアクションかも知れない。
でも、自分のこの行動、選択もまた、
未来に果てしない波動効果を引き起こすのです。

もしかすると、その果ての果ての源は、
神の「光あれ!」の一言だったかも知れません。
神はこの宇宙を創造するために、
この一言を発するだけで足りたのかも知れません。

ちょっと蛇足になりますが、
このように考えると、バイブルって、
実際に起こった宇宙の歴史を猛烈にはしょっていますね。
神はすべてに生き物の支配者として人間を創造します。
「神は自分のかたちに人を創造された。
すなわち、神のかたちに人を創造された。
すなわち、神のかたちに創造し、男と女とに創造された。」
これが天地創造の6日目なのです。
つまり、神は1日目から5日目までのプロセスを何十憶年もかけられたのに、
ホモサピエンスの創造にはわずか数十万年しかかけておられないのです。
それまでの間、生物たちを統べる存在はいなかったわけです。

しかも、せっかくお作りになった人類ですが、
かなり出来が悪いようです。
統べるはずの地球上の生物たちの大半をすでに滅ぼしてしまい、
残りも動植物を問わず早晩姿を消すでしょう。
頂点の捕食動物である人間だけが存在して、
下位のヒエラルキーの生物たちが全部消えようとしているのです。
あとは養殖と人工栽培だけで何十億の人類を養わなければならないかも?

神様は地上の生き物を統べる存在として人を創造したのに、
人類なしに何億年も栄枯盛衰しながらも存続してきた生き物たちを、
その人類が絶滅寸前に追い込んでしまう姿をごらんになって、
どうお感じになっているでしょうね?

生態系の頂点に立つ肉食動物たちは、狼にせよ鯨にせよラッコにせよ、
自分の生態系の生物たちを絶滅させないように、
意識的に自制することが報告されています。
ブッシュマンも同様です。
いわゆる未開の民とされる人たちはみんなそうでしょう。
なにが「未開」なのですか?
都会人たちの方がはるかに野蛮ではありませんか?
そして、その上におろか。

どうやら未開の民こそ神の付託を受けた民だったのでしょう。
ライバルを倒しつつ、目の前の獲物を残らずかっさらうことを
習い性とする蛮族たちは、神様とは無縁な鬼子のです。
だから、蛮族が地上を支配するようになって以来、
神は地上に姿を現すことがなくなった。
そんな感じがしますね。

もしかすると、「Outlander」のクレアのように、
どこかで現代の蛮族の一人がヴァイキング社会にワープして、
世界略奪の旅へと駆り立てて、現代世界を生み出し、
神の戦略を無に帰してしまったのかも知れませんね。




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by hologon158 | 2016-08-22 18:27 | ホロゴンデイ | Comments(0)