わが友ホロゴン・わが夢タンバール

660.02 ホロゴンデイ167「2016年8月24日ホロゴン的鶴橋を楽しんだ」2 「老い」の本質



なんでもそうですが、時間をかけても、一生懸命練習しても、
必ずしもうまくなるわけではありませんね。

YouTubeで時折空手の試合を見ます。
宇佐美里香さんの型に偶然ぶつかって以来です。
極真空手という世界的に流行している流派の世界選手権の準決勝を見ました。
日本人、外国人が半々ほど。
近頃、ブラジル人に歯が立たないと解説者が言っていました。

次々と日本人の期待の星が登場します。
そんな精鋭たちのこれまでの試合もビデオで流れました。
圧倒的に強い。
牡牛のように強健で、対戦相手の日本人たちはまるで歯が立ちません。

ところが、同じく勝ち抜いてきたブラジルその他の外国選手と向かい合って見ると、
それまでの対戦では牡牛のように見えていた日本のホープたち、
まるで借りてきた猫みたい!
歯が立たない、なんてレベルではありません。
なんだ、なんだ、井の中の蛙そこのけじゃないの?

ご本人たちも、じっと手を見つめているでしょう。
あんなに死にものぐるいで鍛錬してきて、
板も突き抜けるほどの鋼の手に鍛え上げたのに、
ブラジル人、蚊に刺されたみたいに平気で、
逆に、どんと胸を突かれると、
まるで破城槌みたいな衝撃に、ぶっ飛ばされてしまった。
一番の期待の星の日本人選手、
1m以上も高さがある試合場の壇から3度か4度下に突き落とされてしまう有様。

ここに人間世界の大原則が認められますね。
「上には上がある」
「努力は天才に追いつけない」

写真でも、もちろん、この大原則がまかり通っています。
同じ場所に立って、同じ方向を見ても、
誰もが同じものを見るわけではありません。
どうやら見えているものが違います。
感じ方が違います。
天才は、凡才には見えないものが見えてしまう。
感じられないものを感じてしまう。
写真は客観的に世界をコピーするものではありません。
そう勘違いしている人も沢山いるようです。
だから、見たものを完璧に写し取る、
そんなレンズを探し求めます。

はっきり分かっていることは、
完璧にリアルかつ精密に撮れるレンズが傑作を生み出す、
なんて、錯覚。
天才は、目に見えるものではなく、目に見えないものを感じ取り、
そのようなものの存在を感知させるような写真を撮ります。
これじゃ、どこまでも平行線を辿るばかりですね。
機械に頼る限り、機械に撮ってもらった写真しか撮れませんね。
高いレンズを買うより、心を磨く、これが本来の道ですね。

私はここまではちゃんと理解できる人間ですから、
ホロゴンウルトラワイドに出会った頃に、
さっさと写真の世界からおさらばしてしまいました。
自分の体験の心覚えとして、
自分のためにだけ写真を撮る、
このスタンスに徹することができました。
おかげで、挫折がないから、
写真へのモチベーションを失わない。

考えようによっては、こうして「老い」の準備をしたのかも?
高齢になればなるほど、孤独になっていく、
それが「老い」の本質です。
この傾向に徹底的に抵抗して、人間関係を濃厚にし、広くする。
これも一つの方法です。
私は、生来、一人遊びが好きな人間なので、
自分自身との関係を濃厚にし、深くする。
この方法を選択しました。
今のところ、かなり成功しています。
ブログって、結局、自分自身との交わりの場なのだ、
そう気づくことができたのもうれしいことです。





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by hologon158 | 2016-10-03 23:20 | ホロゴンデイ | Comments(0)