わが友ホロゴン・わが夢タンバール

661.02 ホロゴン外傅177「2016年8月27日エルマリート28mmf2.8が近江坂本に」2 艱難汝を玉にす

今年の台風は深い傷跡を随所に残して消えて行ったようですね。
どうして日本の狭い列島をめがけて襲来してくるのでしょうね。
列島の存在がまさに台風を招くような気象現象を起こすからなのでしょうか?
このようなカタストロフィ的な気象が襲来しない国も沢山あります。

まったく不運としか言いようがないのですが、
でも、ふっと感じました。
もしかすると、日本の文化、日本人の性格や才能は、
もしかすると、台風によって磨かれてきたのではないでしょうか?
勝手な憶測ですが、よく考えてみると、当たり前のことかもしれません。
すべての民族の性格は風土によって生み出されるのですから。

文明は大自然との苦闘の中から生まれました。
中国文明は黄河の大氾濫との戦いから生まれました。
エジプト文明はナイルの氾濫との格闘の歴史でした。
おそらくチグリス、ユーフラテスの両大河の周辺文明もそうでしょう。
大災害に打ちのめされないで、不屈に生活を再建する努力が、
その地の人々を磨いたのかもしれません。
「艱難汝を玉にす」ですね。

文明も経済も浮きつ沈みつの波瀾万丈の運びで進んで行くものです。
一つの経済大国が沈むと、
周辺ライバル国が主を失った市場を占拠して勃興します。
日本もドイツも、第二次世界大戦で一敗地にまみれて、
優秀な才能と労働人口が激減したにもかかわらず、
急速に再興して、戦後の経済における支配的勢力にのし上がりました。
なぜ周辺諸国が日本やドイツに先んずることができなかったのでしょう?
どん底に追い落とされる体験が、
両国民を磨いて反騰エネルギーを作り出したのかもしれません。

もっとも、長年ワンマンリーダーの下でくすぶっていたNo.2が、
ワンマンリーダーの引退とともに台頭し、
途方もなく強力なリーダーシップを発揮することがあります。

近頃私が体験したのは、ちょっと筋違いかもしれませんが、
国宝薬師寺薬師如来三尊像の月光菩薩がお一人、
国立博物館にやってこられたときの姿を思いだします。
奈良では大仏様に次ぐほどの存在感をもってそそり立つ、
黒金の薬師如来様の脇で影の薄い存在だった月光菩薩は、
薬師寺本堂では何倍も遠くに離れているのに、
国立博物館では、高い天井近くまですっくと立ち上がり、
その姿には圧倒的な威厳と美が満ち溢れていました。

文明もそうですね。
中国にもし共産党が生まれず、
国民党政府が平和裡に中国大陸の支配を継続できたら、
共産党政権による長い間の人民統制の時代を経ることなく、
日本に先んじて、経済大国にのし上がっていたかもしれません。
でも、もしかすると、この数十年の共産党政府の統制が、
中国の十億の人民のエネルギーをたわめにたわめて、
現在の経済大国への勃興となって噴出したのかも知れません。

そのようなダイナミクスは無数のファクターが織り成して働くので、
私の思いつきの解析はきっととんでもない的外れなのでしょう。
でも、どのようなプロセスが隠されていようとも、
ある種の刺激が反応を呼び起こし、
負のエネルギーの蓄積が正のエネルギーとなって反騰し、
ある種の挑戦が応戦を呼び起こし、等々、
予測不能、解析不能のチェーンリアクションが生み出すダイナミクスが、
歴史を作ってきたことは疑いがありません。
とりわけグローバル化が進んで、今や地球の隅々の出来事が
私たちの日常にまで影響を与える時代になってしまいました。
誰が私たちの運命を左右するか?
明日のことは誰もわからない、ということなのでしょう。
ますます、今を生きる、これしかありませんね。





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by hologon158 | 2016-10-15 15:56 | ホロゴン外傳 | Comments(0)