わが友ホロゴン・わが夢タンバール

662.02 ホロゴン外傅178「2016年10月4日アポクアリア28㎜F2の佐保路」2 今を生きよう!



人間が文章を書くようになって、
現在分かっているだけでも、6000年ほども経ちました。
シュメールの楔形文字を刻んだ粘土板が数知れず発見されています。
商業用、祭祀用などさまざまな種類の文書。
文字を学ぶための練習用の文が書かれたものまで見つかっています。
さまざまな遺跡も過去の歴史をよみがえらせてくれますが、
文字以上に、その時代の人々の息吹を感じさせてくれる遺物はありません。
さまざまな媒体が古の文字を伝えてくれます。

でも、実のところ、文字を持っていた文明は古代にはほんの一握りなのです。
古代から現代まで連綿と、ほとんどの人間たちは自己の民族の過去の記録を、
文字に書かれない伝承、記憶に頼ってきました。
世界各地に語り部が居ました。
ホメーロスや稗田阿礼もそんな語り部の一人だったのでしょう。

文字に書かれない伝承、記録が現代に伝えられたのは、
それを文字化してくれた太安万呂のように、
記録者がそんな口頭の伝承を文字にとどめてくれた場合だけです。
ヘロドトスのような古代の歴史家もそうですね。
ペルシャ等のギリシア周辺諸国の古代史の断片が、
彼のおかげで人類の記憶に残されたのです。

でも、残されたのは、極めて限られた少数人の事績だけ。
今も昔も一般庶民の記憶は家族、友人だけが頼みの綱。
ところが、困った事態が起きつつあります。
紙の文字記録はどんどんと少なくなっています。
ほとんどすべてがコンピューター上のメモリーに依存する時代。
このような記憶、記録は媒体の消滅とともに消え去る運命にあります。
書籍のような紙の記録も、時の経過によって朽ち果ててしまうのですから、
時間の長短はあっても、運命は同じ、と言えるかもしれません。
過去は消え去る運命にあるのです。

そうでなくても、ご本尊自身、つまり、地球上の人類にとっても、
その運命はかなり近い、という感じがあります。
数十年の間に食料戦争が起こるでしょう。
随所で原発がミサイルの的となるでしょう。
戦争と放射能汚染と飢餓が人類を滅亡の危機に陥れるでしょう。
人類に未来はないのでしょうか?

人類滅亡後に地球を訪れた異星人は、
過去の遺跡を発掘して、古代史にはかなり通じることができそうです。
でも、20世紀、21世紀の地球人の遺跡は一切残っていないので、
何一つ知ることはできないでしょう。
時の経過に抗して生き残る媒体、物質、構造がほとんどないからです。
こんな風に考えると、
ちょっと寂しいですね。
こうなると、いつもの結論にたどりついてしまいますね。
「今を生きよう!」
これしかありませんね。
お互い、がんばりましょう。





c0168172_2237488.jpg
c0168172_22365729.jpg
c0168172_22364282.jpg
c0168172_22363645.jpg
c0168172_22362823.jpg
c0168172_2236158.jpg
c0168172_22353575.jpg
c0168172_2235272.jpg
c0168172_22351969.jpg
c0168172_22351236.jpg
c0168172_2235410.jpg
c0168172_22345482.jpg
c0168172_2234479.jpg
c0168172_22344172.jpg
c0168172_22343496.jpg
c0168172_22342496.jpg
c0168172_22341499.jpg
c0168172_2234661.jpg
c0168172_22335922.jpg
c0168172_22334969.jpg
c0168172_22334366.jpg
c0168172_2233366.jpg
c0168172_22332847.jpg
c0168172_22332263.jpg
c0168172_22331518.jpg
c0168172_2233798.jpg
c0168172_22325047.jpg
c0168172_22323960.jpg
c0168172_22311282.jpg
c0168172_2231565.jpg

by hologon158 | 2016-10-24 23:28 | ホロゴン外傳 | Comments(0)