わが友ホロゴン・わが夢タンバール

665.02 ホロゴン外傅181「2016年9月21日シネユニライトが奈良町をほっと照らし」2 人生を豊かに

9月21日水曜日、秋分の日の続きです。
途中に郵便局があれば、
我が家から歩き出して、肘塚経由で奈良町に出るつもりでした。
でも、郵便局がない。
(実は、祝日だから、有っても開いていないことを私はまだ知らない)
結局バスで近鉄奈良まで出たわけですが、
近鉄奈良を出発点とするロボグラフィ道はいくつもあります。
でも、今日は一番楽な奈良町ルートを選択しました。
「もう何十回歩いただろう。
よく飽きないものだ」
そう言われるかも知れません。
実は30年住んでいますので、100回、200回程度は、
カメラを手に右往左往しています。

でも、木村伊兵衛先生に同じ質問をしてみてください、
「浅草ばっかりよくも飽きずにうろうろできましたね?」
すると、先生、こうおっしゃったでしょう、
「えっ、飽きるって、どういうこと?
どうして飽きなきゃいけないの?」

私も同じです。
先生の場合はストリートフォトですから、
まさに時間とともに千変万化、生々流転していきます。
私の場合は、同じストリートと言っても、
もう少し狭いエリアに見付かるロボグラフィですから、
これまたバンバンと変化しています。
「人は同じ奈良町に二度入ることはできない」
古のヘラクレイトス先生がなにかこんな風なことをおっしゃいましたね。

でも、ほとんどの写真家、写真愛好家はこう言うでしょうね、
「ロボグラフィの川になんか、誰が好き好んで入るものか?
つまらない!」
ほとんどの写真愛好家は風景写真だけに反応して、
ストリートフォトなんて、つまはじきにしちゃうのですから、
ましてロボグラフィごとき、という感じですね。
ところが、私にはこれが滅法気持ちよいのです。

子供の頃、もちろん友達と日が暮れるまで遊びました。
でも、自分一人でする楽しみもこよなく愛する少年だった。
その頃の気性が今までずっと続いてきた、そんな感じがします。
高校時代、水滸伝、三国志演義に夢中になって、
自分でもいくつもいくつも中国古代の架空の国の英雄伝、立国史を書き続けました。
受験勉強?
そこそこに、という程度でした。
大学在学中は、大学にもほとんどいかず、
国家試験の勉強もそこそこにこなしながら、
アルフレッド・ノース・ホワイトヘッドの主著「Process and Reality」を、
営々と翻訳していました。
当時、日本訳がなかったのです。
これでよく国家試験に通ったものです。
どうやらわき道に逸れる名人だったようです。

おかげで、若い頃の付けを払わせられて、
引退後は、誰も読まないブログにひっそりと、
人が見向きもしないロボグラフィを掲載し続けることになりました。
それでよいのだ!
なにか、天才バカボンのお父さんみたいなせりふですが、
本音です。
私の才能と性格のどちらを見ても、
写真で人に注目される可能性などないことを、
私はちゃんと知っていたからです。
その代償なのかも知れません、
神様は、自分の写真に惚れ込み続ける人生を与えてくださいました。
これでこそ悔いない人生。
多くの芸術家たちが、万人から讃仰、渇仰されながら、
自分に満足できない生涯の中で消耗していきました。
私は考えます。
写真で自分の人生を消耗してたまるか!
逆に、写真は私の人生を豊かにしてくれなきゃ!




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by hologon158 | 2016-11-19 11:56 | ホロゴン外傳 | Comments(0)