わが友ホロゴン・わが夢タンバール

665.05 ホロゴン外傅181「2016年9月21日シネユニライトが奈良町をほっと照らし」5-完-ミニコンサートへ

(これも10月に戻りますので、かなり古い記事。
なにしろ記事も写真も溜まりに溜まっています。あしからず。)

奇妙な、と言うか、おかしなというか、
とにかく思わず笑ってしまう事態が起こっています。
40年間絶え間なく楽しんできた写真は、
完全に私だけの境地にたどり着いてしまって、
一人で、いわば、孤独に楽しんでいる。
それなのに、約1年前に始めたばかりのリコーダーで、
神戸の小ホールで開催されるミニコンサートで演奏することになってしまいました。
台湾の揚琴楽団を迎えてのコンサートに揚琴師匠の付虹先生のグループ、
いわば前座をつとめたことがありました。
そのとき、付虹先生の応援で参加された音楽家AHさんと親しくなり、
若い頃リコーダーアンサンブルを作っておられたと知ったことがきっかけ。
ぜひ二重奏のレッスンをお願いしますとお願いしておきました。
すると、しばらくして、AHさんからお電話をいただき、
「二重奏をする時間がとれそうにありません。
10月にいわば素人の音楽愛好家が集まってミニコンサートを開きます。
これに一緒に出ませんか?」

私には音楽演奏、もちろん揚琴に関してですが、
一つ問題があります。
不思議な癖というか、ジンクスというか、
とにかく、伴奏なら、200から300の聴衆の並ぶコンサートでも、上がらないのに、
独奏なら、ほんの10数人程度の仲間内でも、上がってしまって、うまく行かない!
リコーダー二重奏って、このどちらなのだろうか?

どちらかと言うと、伴奏に近いのではと思うのですが、
無視できない問題点が一つ。
リコーダーを始めてたった1年で、一体どうしようって言うの?
もっとも完全な初心者というわけでもないかもしれません。
30数年前、まだ紅顔の美青年の時代に、
(実は当時もすでに年中日焼けで真っ黒だったので、
「紅顔」と言うのはは「厚顔」かもしれませんが)、
フランス・ブリュッヘンという偉大なリコーダーの先達に惚れ込んで、
メックと言う有名なメーカーの木製のアルトとソプラノを買い込んで、
独学を楽しんだことがあります。
はじめた頃は、3人ほど仲間も出来て、
おぼつかないながらも、合奏を楽しんでいました。
でも、たった2年で転勤してしまい、
仲間を失うと、独学故に、いっこうに上達しないまま、
3、4年でいつしかやめてしまいました。

それ以来30年近く、2本のリコーダーは書棚に裸で転がったまま。
よくカビが生えたり、ひびが入ったりしなかったものです。
リコーダーを始めたきっかけは既に書きましたが、
新たに知り合って意気投合してしまった友人が、
フラウトトラベルソを初めとする古楽器の愛好家だったのです。
彼の斡旋で、木管楽器の制作、修理の名人杉原広ーさん
にデンナーという偉大なリコーダー制作者のアルトのコピーを作っていただき、
まさに楽器のホロゴンに出会った気持ちで楽しんできました。

ところが、このデンナーはピッチが415。
AHさんのお持ちの木管リコーダーはモダンピッチの440。
ということで、ミニコンサートは、メックの2本で合奏することになったのです。
メックのアルトはグレナデイラという黒く堅い木でできていて、
悪い楽器ではないのですが、デンナーには足下にも寄れず、
しかも、30年間使ったことがないので、
なんだか乾ききって、カスカスの音しか出ません。
杉原さんにデンナーの440への換え管の制作をお願いしていたのですが、
なにしろ超多忙のうえ、一流のプロ相手のお仕事をなさっている方ですから、
いつ取りかかっていただけるかもまったく予測不能。
一本新しいのを買う?
お金がないうえ、デンナーがあるのですから、そんなものを手に入れる意味がない!
よし、メックしかない!
そう堅く決意して、それから毎日毎日メックだけを吹き続けてきました。

不思議です。
購入後35年も経って、しかもメンテナンス零で放置していた笛ですが、
なんだかかなり音が出るようになってきたじゃありませんか!
でも、音が出ればまた難問が浮かび上がります。
私が吹いて出てくるこの音、
これってリコーダー本来の音なんだろうか?
そこで、YouTubeでさまざまのリコーダー奏者の演奏に改めて耳を傾けてみました。
驚きました。
フルートとは大違い。
リコーダーの音、響き方って、千差万別なのです。
じゃ、と覚悟を決めました。
どうせ、自分が今出せる音しか出ないんだから、
自分のリコーダーがリコーダーらしい音を出していなくても、
気にするのはよそう!

10月12日水曜日、AHさんとレッスンすることになりました。
さて、どうなりますか?
ワクワク、ドキドキ。

(この続き、コンサートの報告は数日後になりそうです。
忘れてください)





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by hologon158 | 2016-11-20 23:56 | ホロゴン外傳 | Comments(0)