わが友ホロゴン・わが夢タンバール

673.05 ホロゴンデイ169「2016年11月21日弘法市はやはりホロゴンで」5 あっけなく


前回のお話は、単に、10年以上経って、ようやく出発点に立った、
それだけの話。

それだけにしても、よくよく考えてみますと、
すべて、人間の自然な体の動きの基本は、
緊張と脱力のバランス、
これに尽きますね。

40年以上も写真を続けてきますと、
どんなに素人と言っても、
カメラを持つ人、写真を撮る人を見ますと、
たちどころにどの程度か分かりますね。
物腰、眼差し、動き、撮り方、全部違うからです。

でも、こんなこと言って申し訳ありませんが、
今では、鷹の眼差し、豹の物腰の写真家なんて、
ほとんど出会いませんね。
あれはオートワインダーなんて装備されていないカメラで、
銀塩フィルムを使って、一発勝負をしていた時代の写真家の姿でした。

RAWで撮って、明日、現像して、写真に仕上げよう、
なんて気持ちで撮っている限り、
振り返りざまの居合い抜きなんて、お笑い、
「なんで、そんな必要あるの?」
たしかに、昔の写真家の撮れなかったような写真をお作りになります。
でも、申し訳ない、
腰が据わっていない。
肚が決まっていない。
外観は立派でも、腰がない。
最近、ぐっと来る写真にあまり出会わなくなってしまいました。

ちょっと話が逸れましたが、
要するに、といっても、なんのつながりもないけど、
写真はほどほど、むしろ揚琴がこれからますます面白くなりそうです。

付虹先生の揚琴レッスンの内容がだんだんと難しくなってきました。
12月にやったのは、「旅愁」。
中国映画の主題歌なのですが、
実は私たちが子供の頃習った「旅愁」です。
これを揚琴用に編曲したもので、
いろいろなテクニックを織り込んでいて、
見た目よりもかなり難しい。
一番の難題はピアノと同様に両手にぜんぜん違う奏法をさせる部分。
左手は、スティック(琴竹)を上下逆に持ち変える「反竹」。
スティックの底の槍先の形をした竹部分で弦を撫でるようにして、
チャンチャンと響きの美しい音を出します。
右手は左手が四分音符1音を響かせる間に、
十六分音符でアルペジオを奏でます。
その4つ一組のアルペジオがその都度違う組み合わせ。

先生、さらりと美しく弾いて見せて、
「簡単です、左手の反竹を響かせて、メロディーを奏で、
右手はさらさらと軽く弾けばいい」
なにが簡単ですか!
最初は四分音符一つずつ、上下のセットを練習しました。
でも、通奏すると、ごちゃごちゃになり、
メロディーが浮かび上がりません。

2週間苦闘しました。
あきらめかけました。
突然、閃きました。
「そうだ、左手の反竹をやめて、普通に弾こう」
これだけで、いきなり両手がうまくかみ合いました。
これで散々練習して、昼食。
妻にさんざん苦労話をこぼしました。
でも、妻は取り合ってくれません。
「どんな楽器もたいてい両手は別の仕事をするものよ。
頭を使って練習していないから、なかなかできないのよ」
と、却下。

でも、たとえば、ピアノは指で演奏できます。
揚琴は、25cmほどの半径で弧を描くスティックの先端を使うのです。
かなり不利なんだけどなあ...
昼食後2階に上がるとき、ふっと思いついて、
左手を反竹に戻しました。
弾ける!
まだたどたどしいけど、一応、最後まで弾ける!
まだ、左手の反竹が主旋律をしっかりと歌いません。
右手がじゃまをしているのです。
でも、あと2週間も練習したら、なんとかなるかも知れない。

そう思って、付虹先生のレッスンに臨んだところ、
「まあ、この程度でいいでしょう」
あっけなく、次の課題に移行。
これが私の10年の学習歴最大の難関、難曲、
「将軍令」
さて、どうなりますやら。




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by hologon158 | 2017-01-05 22:46 | ホロゴンデイ | Comments(0)