わが友ホロゴン・わが夢タンバール

677.03 ホロゴンデイ192「2017年1月22日ホロゴンで近江八幡新年会」3 ピアノレッスン


317年2月17日木曜日、
大阪加美の5歳の孫プリンスのピアノレッスンにつきあいました。
午後3時半がレッスンタイム。
保育園からプリンスの足なら20分かかります。
間の悪いことに、午後3時がおやつタイム。
前々回、プリンスがちょっとい不満そうに、
「おれ(この第一人称を言えるのが彼の自慢。お兄ちゃんになった証拠)、
一番大好きなおやつ食べれなかった.....」

そこで、ベビーカーを使うことにしました。
15時15分に迎えに行っても、間に合います。
5歳になってまだベビーカー?
と、大騒ぎする女の子たちに見つからないように、
保育園の外、陰になる部分に隠したうえ、迎えに行きます。

まだ牛乳を飲んでいない。
そのうえ、朝、7度7分、さきほど7度、
昼食もあまり食べなかったと保母さん心配そうです。
ママに電話すると、「7度だったら、平熱」と泰然。
そこで、ピアノは受けることにして、ようやく出発できたのは15時20分。

準備に時間がかかったせいですが、
その間プリンスを待つ私の前には女の子たちが4人並んで、全員マスク姿で、
「ぺぺー! ぺぺー!」
「どうして知っているの?」
「★君に教えてもらった」
とりわけ賢くやさしい子は私のお気に入りなので、
「サナちゃんだね」と言うと、
キャッと喜び、残りの三人、ただちに自分の名前を順番に名乗ります。
でも、全員マスクで顔が隠れているので、覚えようがないのですから、
なんだか喜劇風。

サナちゃん、
「なんでぺぺって言うの?」
「それはね、★君のおじいちゃんだから」
すると、目を丸くして、
「若いおじいちゃんやねえ!」
ますますこの子が好きになりました。

おっと、話はプリンスのことです。
雨の中ベビーカーを押しまくって、15時28分には到着。
レッスンはいつもよりも出来がよく、先生も笑いっぱなし。
でも、後で、聴かれもしないのに、私に言いました、
「おれ、ピアノ、あんまり好きじゃない。
たくさん宿題があるんだもん」
5歳でも、やりたいこととそうでないことの区別ははっきりしています。

私もピアニストになってほしいなど思っていません。
音楽の素養を身につけることができたら、
一生音楽を楽しめます。
ただ、それだけ。

レッスンが済んで、マンションを出るとき、
ちょっと休ませようと考えて、
「どう、お向かいのマクドでポテトチップス食べようか?」
すると、「いい、早く帰って眠りたい」
そこで、4本パックの幼児用リンゴジュースの1本を呑ませました。
雨の中、ベビーカーをぐんぐん押して15分ほどかかって帰宅しました。
プリンスはベビーカーの中でぐっすり。
到着しても目を覚ましません。
大急ぎで鍵を開けて、ドアを開け、
抱き上げて靴を脱がせ、自分の靴も脱いで、
居間に直行して、ソファーにそっと下ろしました。
まだ眠っています。

しばらくして目を覚ましたので、
湿り気を帯びた上下を着替えさせようとしました。
ベビーダンスから適当なものを選んで見せると、
「おれ、その色はげたみたいで、好きやない」
5歳ですでに自分との相性を考えて、全部自分で決めるのですから、
本人に相談しないで買って上げたものは死蔵される羽目に。
ようやく上下着替えさせて、ひとまず落ち着きました。

「オレンジ食べる?」
「うん、食べる」
持参したポンカンとネーブルを見せると、躊躇なく、ポンカン。
「1個全部は食べられないよ」
そう宣言なさったのですが、
私が皮をむいたミカンはどんどん口の中に収まり、
私の分は残らず。
産地直売なので、おいしいのです。

ちょっと落ち着いて二人でお話。
「サナちゃんって賢いね」と言うと、
「うん、サナちゃんは誰もいじめたり、意地悪したりしないよ。
女の子はみんなそうだけどね」

うつむいたプリンスの鼻から私の手の上にポタッと鮮血。
ぎょっとして大急ぎで仰向けに寝かし、なんとか止血を済ませました。
プリンス、
「なんだか真っ赤だね。血みたい」とのんびり。
そして、
「今日はたくさん鼻血出したよ。
朝一番最初に※君、それから、...」と、5人も列挙。
保育園の仲間は何年も一緒に育ってきた兄弟のような存在なのです。
だから、こうしてしっかり覚えています。

それから、ちょっと不満も。
「※君、いつもおれのこと、女みたいって言うんだよ。
今日はひっくりかえされて、鼻のところ机にぶっつけた。
まだ痛い。
血が出てない?」
ところが、その次に意外な言葉。
ちょっと顔を曇らせて、
「※くんのおばあちゃんが死んじゃったんだって。
おじいちゃんはまだ元気だけど」
意地悪っこのことも思いやって気遣うのは意外ですが、
それがプリンス。

パパが帰宅して、体温を測ると、6度5分。
問題はなさそうです。
でも、連続して行事がある週末に備えて、
お医者さんに一応診てもらうことにしました。
本人は直っているといやがったのですが、
ママと電話で話しました。
「今日は注射しないから、行っておこう。
そうでないと、明日せっかくいいところに行くのに、
やめてお医者さんに行って注射してもらうことになるよ」
これで納得。
近頃の幼児は電話でしっかり受け答えができます。
大したものです。
私なんか、いまだに電話が嫌い。

まだ3本残っているリンゴジュースを1本呑んでから出かけることに。
私、「まだ2本残っているから、お医者さんから帰ったら、
※ちゃん(2歳の妹プリンセス)と1本ずつ呑んだらいいよ」
すると、プリンス、
「そしたら、おれが3本呑むことになるからだめだよ」
自分以外の人間のことにも自然に心を配っています。
そして、やさしい。
本物のリーダーになれる素質を持っています。

現代社会がだめになった理由の一つが学歴一辺倒にあります。
部下のこともただの道具、じゃまもの、ごみのように扱うリーダーを一杯見てきました。
日本がだめになったのも当然、そんな感じがしています。

保育園教育は人間関係を自然に自分のものにしていく、
とてもよい教育環境を提供してくれています。
共稼ぎ社会の中では、教育行政の第一の主眼点は、
保育園の見直しと人材優遇、これにある、そう確信しています。
でも、教育行政を司る連中はそんなことには絶対に気づかないでしょう。

今、世界中からやってくる旅行者たちは日本人のやさしさに驚嘆しています。
でも、そんなやさしい応対をしている日本人の層には、
日本のエリート層は1パーセントにも満たないだろう、
私はそう確信しています。





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by hologon158 | 2017-02-19 23:57 | ホロゴンデイ | Comments(0)