わが友ホロゴン・わが夢タンバール

684.01 ホロゴン外傅195「2017年3月35日F.アポクロマートは北野天満宮観光市に辟易」-完-2 愛を叫ぶ


「世界の中心で愛を叫ぶ」
片山恭一の青春恋愛小説なのだそうです。
私は文庫本で読みましたが、覚えていません。
気持ちにピタリと来たり、新しい発見をくれたりすると、
いつまでも忘れないものですが、
この小説、私の気持ちにはそぐわなかったようです。

映画化されました。
これは観ていません。
日本映画はl古典以外観ないので。

私が観たのは韓流ドラマの翻案物。
原作と筋立ては一緒だったと思いますが、
そこはそれ、韓流らしい味付けに変わっていたようです。
チャ・テヒョンとソン・ヘギョが演じました、
二人のかなり共通性のある風貌とキャラクターがかみ合って、
かなりの出来だったと記憶しています。

極めて特殊な状況で愛しあった二人の人生が、
ヒロインの夭折によって無情に断ち切られてしまう、
そんな極限の失望、絶望の最中にあって、
時間を超えて永遠に愛し合う、そんな境地に昇華する、
「世界の中心で愛を叫ぶ」
そんな稀有の体験の記録をかなり見事に描いていたようです。

でも、残された男性は、その後、どうなったでしょう?
人生の折々に、二人の愛の絶頂の瞬間の記憶がわっと蘇る。
そうすると、男性が日々に感じるさまざまな感情、
男性の充実した人生は、
その都度、瞬時に色あせてしまったかも知れません。
あのとき、おれは本当に生きていた!
今はその記憶だけに生きている!

こうなると、いつしか、
彼の精神と人生には大きな溝ができるようになったのでは?
その後の人生が色あせた仮構、借り物になっていったのでは?
あの至高の一瞬を体験できただから、それでいいじゃないか!
そう考えて生きて言ったかも知れません。
でも、リアルな存在としての私は、一瞬一瞬の体験を重ねつつ、
死がそれを中断するまで、自分の人生を築き上げて行くものです。
どの瞬間も至高、と言えば、至高。
現実世界、宇宙との全身全霊をあげてのコミュニケーション。
それができなくなったら、生きたゾンビさながらになってしまいます。

どうしてこんなことを書いたかと?
今回のフローライトアポクロマート135㎜F2.4の写真たちを観て、
いつもより激しくこう気がついたのです。

そうなのか?
レンズたちって、世界との新しい付き合い方、
別な付き合い方、を教えてくれるんだ!
「レンズの中心で愛を叫ぶのだ!」




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by hologon158 | 2017-04-23 14:39 | ホロゴン外傳 | Comments(0)